バタフライレインボーという熱帯魚をご存知でしょうか?
名前の通り、まるで蝶のような美しい外見が魅力の熱帯魚です。
小型の魚なので小さめのケースでも飼育出来ますし、繁殖も狙えますよ。
ここでは、バタフライレインボーの特徴や飼育の注意点をご紹介します。
バタフライレインボーって、どんな熱帯魚なの?
シュードムギル属に分類されている熱帯魚で、オーストラリア北部やニューギニア南部に生息しています。
各ヒレが大きく発達しており、大変美しいシルエットが魅力です。
目が青いのも特徴です。
ちなみに、ヒレの大きさはメスよりオスの方が大きいです。
胸ビレが、まるで手をバタバタ動かしているようにも見えます。
体長は4cmくらいで、寿命は2~3年です。
値段は、1匹150円くらいです。
性格は温和で、混泳させるのに問題はありません。
ただし、気の荒い魚との混泳は避けた方が良いでしょう。
繁殖が簡単なので、挑戦してみるのも楽しいですよ。
飼育の注意点
餌は人工飼料でOKですが、口が小さいので細かくしてあげると良いですね。
群れで泳ぐ性質があるので、複数で飼育してあげるのがおすすめです。
水質は、中性前後を維持していれば飼育可能です。
繁殖に挑戦してみよう
バタフライレインボーは、簡単に繁殖させられます。
繁殖の成功率を上げたい場合には、他の魚との混泳は避けた方が良いでしょう。
産みつけられた卵を食べてしまうかも知れないからです。
オスとメスの違いは、ヒレの大きさです。
成熟したオスのヒレは立派なものですので、すぐに見分けがつくでしょう。
オス1匹にメス3匹の割合がおすすめです。
産卵数がとても少なく、1匹で3個前後しか生みません。
そして、孵化までに20日もかかります。
ですから、メスは3匹くらいいた方が良さそうです。
孵化したばかりの稚魚の口は、とても小さいです。
最初はブラインシュリンプも食べられないかも知れません。
人工飼料を粉末にして与えましょう。
ブラインシュリンプは、ある程度大きくなってから与えると、栄養豊富なので良いですよ。
最後に
大きなヒレが美しく、まるで水槽内を飛ぶ蝶のような熱帯魚が、バタフライレインボーです。
バタフライレインボーは、性格が温和なだけでなく繁殖も用意なのが魅力。
小型の水槽でも飼育出来るので、人気の高い熱帯魚の一つなんですよ。
飼育している内に発色も美しくなりますし、魅力たっぷりの魚です。
ちょっと変わった魚を飼ってみたいという人にもおすすめですよ。
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