園芸店に行くと、必ずといっていい程目にするのがクレマチス。
大きい花はカラーバリエーションも多く、ガーデニングの主役にもなる美しさです。
庭に植えるだけでなく、切り花とても出回っているので、家の中で楽しむことも出来ますよ。
そんなクレマチスには、とてもたくさんの品種があります。
そこでここでは、切り花で人気の品種からいくつかご紹介したいと思います。
クレマチスの咲き方による分け方
クレマチスには、大きく分けて3つのタイプがあります。
これは、咲き方によって分けられたもので、ひと重咲き、八重咲き、ベル形の3つです。
それでは、それぞれの特徴をご紹介します。
ひと重咲き
6枚の花弁があります。
基本の形で、一番良く目にするタイプでしょう。
八重咲き
花弁が6枚以上ありフワフワとした印象の花となります。
とってもボリューミーです。
ベル形
ベルテッセンとも呼ばれているタイプで、釣り鐘のような可愛らしい花を咲かせます。
切り花として人気のクレマチス
切り花として人気の高いクレマチスに絞って、グループ分けしたものをご紹介いたします。
早咲き大輪系
日本で一番ポピュラーな仲間です。
大輪でも特に早く咲く種類で、4月~秋に出回ります。
マルチブルー、舞姫など
早咲き大輪系 八重
早咲き大輪系の八重咲きのものです。
開花がとてもゆっくりなので、開くまで半月以上も楽しめたりします。
ベルオブウォッキング、ジョセフィーユなど。
フロリダ系大輪
中国のテッセンを交配させた仲間です。
出回るのは、5月~秋です。
フォンドメモリーズなど
遅咲き大輪系
色の濃い花が多いです。
ロココラなど。
ヴィチセラ系
ひと重咲きで、大小様々な大きさの花がたくさん咲きます。
咲き方も多様で、楽しみの多い品種です。
エトワールローズなど。
テキセンシス系、ヴィオルナ系
外へとカールした花弁が可愛らしく、まるでチューリップのようです。
丈夫で花を長く楽しめる品種です。
出回るのは、4月~秋です。
篭口、スカーレットなど。
インテグリフォリア系
花弁が4枚で、ひと重咲きです。咲き方が多様で、小さく可憐です。
ソシアリス、ユーリなど。
最後に
夏の庭を彩る花として、大人気のクレマチス。
今回は、切り花として楽しめる品種をご紹介いたしました。
花瓶にいけて飾る時には、水中で茎を斜めに切ると良いですよ。
しっかり水があがるので、綺麗な姿を長く楽しめます。
気を付ける事は、花が繊細で落ちやすいので、なるべく花に触らないようにいけましょう。