ソテツと言う植物をご存知でしょうか?
その見た目から、ヤシの木の仲間と思われがちなのですが、実は日本原産の植物なんですよ。
今では日本のあちこちで目にしますが、元々は沖縄は鹿児島に自生していました。
南国ムード溢れる植物、ソテツ。
最近、そのソテツを室内のインテリアとして楽しむ人が増えています。
そこでここでは、ソテツの特徴と栽培方法をご紹介いたします。
ソテツって、どんな植物なの?
ソテツは、ソテツ科ソテツ属に分類される植物です。
日本を始め、オーストラリアやアフリカなどに分布しており、20種類もの仲間があるそうです。
原始的な植物として知られています。
ソテツという名前には「蘇鉄」という漢字があります。これは、葉に元気が無くなって来たと気に、幹に釘を打ちこんでやると元気になることに由来しています。
鉄で蘇るので、蘇鉄と名付けられたそうです。
ソテツは、1憶5000万年以上の長い間地球上に存在しています。
そんなソテツは、室町時代には植木として人気が出始めていたようです。
ソテツを栽培するポイント
ソテツは育てやすく、初心者にもおすすめの観葉植物なんですよ。
それでは、育てるポイントを挙げていきます。
環境
沖縄や鹿児島の海岸部に自生するソテツですから、水はけの良い砂地が好きです。
栽培する時には、日当たりと水はけに気を付けましょう。
肥料のやり過ぎも禁物です。
冬は暖かい場所に移動しましょう
ソテツは寒さに弱いですので、冬は部屋の暖かい場所に置きましょう。
屋外の場合は、防寒対策をします。
方法は、葉を紐でまとめてしばったり、幹にワラを巻いたりします。根元にもワラを置くと、保温効果が高まります。
葉の手入れをする
ソテツは特にお世話をする必要はないのですが、古い葉を取ってあげると良いでしょう。
カットした部分は、ソテツの幹の姿としてよく目にする、ゴツゴツした感じになります。
南国風インテリアとして育てる方法
お部屋を南の島のような雰囲気にするためには、大きく育てたいと思う事でしょう。
その場合は、鉢を大きくすると良いですよ。
5~9月に、一回り大きな鉢に植え替えをしましょう。
また、鉢を大きなテラコッタにすることでも、リゾート気分が味わえますよ。
ハイビスカスなどの、南国の花も一緒に飾ることで、トロピカルムードが高まります。
最後に
日本に昔から自生しているソテツについて、その特徴や育て方のポイントをご紹介いたしました。
ソテツはヤシの木に似ているのですが、日本の植物なんですね。
沖縄や九州の海辺に自生しているので、栽培する時にはその環境に近づけてあげましょう。
環境さえ整えば、あとは特別お世話することはありません。
植える鉢も工夫して、お部屋でリゾート気分を味わってみてくださいね。