普段よく飲むコーヒーは、元々はコーヒーの木から採れた豆から出来ています。
そのコーヒーの木を、インテリアとして育てる人が増えているそうです。
コーヒーの木は濃いグリーンのが葉が美しく、上手に育てれば豆の収穫も出来ます。
今回は、コーヒーの木の特徴や栽培方法についてご紹介していきたいと思います。
コーヒーの木って、どんな植物なの?
アカネ科コーヒーノキ属に分類される植物です。
艶のある葉っぱが観賞価値が高いため、観葉植物として室内で栽培する人も増えています。
原産地は、アフリカやマダガスカル周辺です。
コーヒーにも色々な種類があり、代表的な品種はアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の3つ。
観葉植物としてお店に並んでいるコーヒーの木は、この3つから派生した場合が多いです。
アラビカ種の派生だけでもたくさんの種類があり、有名なブルーマウンテンもその一つです。
コーヒーの実は、9カ月もかけて熟します。熟すと真っ赤になることから、コーヒーチェリーと呼ばれたりもします。
栽培方法は簡単!
コーヒーの木は乾燥に強いため、お世話がとても楽です。
お店に出回っているものは、10cm~150cmで大変幅広いサイズを目にする事でしょう。
お部屋のどこに置くかをイメージしながら、サイズを選ぶようにしましょう。
栽培に必要なものと、栽培方法
必要なもの
- コーヒーの木の苗
- ジョウロや霧吹き
- 液肥、緩行性肥料
- 剪定バサミ
育てる環境
鉢を置く場所は、室内で直射日光の当たらない場所にしましょう。
熱帯地域原産というと、直射日光が好きなように思いますが、強い日差しは葉焼けの原因になるのです。
レースのカーテン越しなどが良いでしょう。
コーヒーの木は寒さが苦手です。
冬になったら、温かい場所に移動させましょう。
窓辺は、昼間は日が差し込み暖かいですが、夜はとても冷え込みます。
夜は部屋の中央に移動させると良いでしょう。
段ボールで鉢を覆うのもおすすめです。
水やりと肥料
生長期である春~秋には、土が乾いたタイミングでたっぷりと水をやります。
冬は乾かし気味に管理しましょう。
肥料は、4~10月に与えます。
2か月に1回のサイクルで、緩行性肥料を置きます。
葉の色褪せがあったら、液肥をあげると即効性があります。
最後に
濃いグリーンが魅力的で、観葉植物として人気の高いコーヒーの木について、特徴や栽培方法をご紹介いたしました。
コーヒーの木は熱帯地域原産ですが、栽培の時には強い光を当てないように気を付ける必要があります。
様々なサイズが売られているので、選択の幅が広く選ぶのも楽しいですよ。
100均で見かけることもあるので、見つけたら是非栽培に挑戦してみてくださいね。