鮮やかな色彩と大きな花で、パッと目を引くハイビスカス。
自分の家でハイビスカスを育てれば、日本に居ながらトロピカル気分が味わえますよ。
暑苦しい夏も、ハイビスカスを見ていると元気が出てきます。
ハワイの州花でもあるハイビスカスを、あなたも育ててみませんか?
ここでは、ハイビスカスの栽培方法をご紹介いたします。
ハイビスカスの栽培に必要なもの
ハイビスカスは、苗から鉢植えの状態で購入することをおすすめします。
園芸店の他にも、ホームセンターで売られていたりします。
沖縄では庭に植える人も多いですが、その他の地域では鉢植えが一般的でしょう。
苗、鉢やプランター、土、肥料
土は、水はけの良いものを選びましょう。
おすすめは、赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜたものです。
肥料は多めが良いでしょう。緩効性の固形肥料を使うと良いでしょう。
ハイビスカスを育てるポイントは何?
ハイビスカスを育てる上で、気を付けることを挙げていきます。
環境
日光が大好きな植物ですから、日当たりが良い場所に置きましょう。
ただし、夏の猛暑に弱いので、35℃以上が続く時には対策が必要です。
明るい半日陰に移動させたり、午前中だけ日が当たる場所にしたりしましょう。
水やりのタイミング
水切れに弱いので、土が乾いたらたっぷり水やりをしましょう。
夏は1日2回、冬は逆に乾かし気味が良いでしょう。
肥料
ハイビスカスは、肥料を多めにあげた方がよく育ちます。
春から秋まで、緩効性の肥料を使いましょう。
花がよく咲く時期には、液体肥料も与えると良いでしょう。
冬になったら、肥料は控えるようにしましょう。
購入したらすぐに植え替える
ハイビスカスの苗を買ったら、すぐに植え替えましょう。
根の成長が速いハイビスカスですから、根詰まりを起こしやすいのです。
1まわりか2まわり大きな鉢に植え替えてあげましょう。
その後は、1~2年ごとに植え替えると良いでしょう。
冬の管理
冬は、室内に取りこみ窓辺で管理しましょう。
夜は窓辺だと寒いので、部屋の中央に移動させると良いでしょう。
剪定方法
ハイビスカスは、夏の間に枝が込み入ってくる事があります。
その場合、伸び過ぎてる枝を付け根から切りましょう。
調子が悪い枝があったら、それもカットします。
ただし、全部の枝を一度に短くするのはNG!
花が咲きにくくなります。
冬の前には、強めに剪定します。
全体の1/2~1/3を残して、カットしましょう。
最後に
トロピカル気分を味わえるハイビスカスを、自宅で栽培出来たら素敵ですよね。
品種が多いですし、園芸店やホームセンターで手軽に苗を入手出来るのも魅力です。
肥料を多めにしたり、冬の寒さに気を付けるなどすれば、比較的簡単に栽培出来ますよ。
ハイビスカスを育てたくなったら、是非参考にしてみてくださいね。
暑い夏も、カラフルな花を見て乗り切れることでしょう。