観葉植物として人気が高いガジュマルは、ユニークな外見とキジムナーが宿るというエピソードで注目を集めています。
とても生命力のある植物で、縁起の良さからプレゼントとして贈る人もいるようです。
ガジュマルの育て方は、ポイントさえ押さえれば簡単ですので、初心者さんにおすすめです。
ちょっと変わった植物をお部屋に置きたい時に、ピッタリです。
それでは、ガジュマルの特徴と育て方についてご紹介いたします。
ガジュマルって、どんな植物?
精霊が宿る木として知られているガジュマルは、国内だけでなく海外でも神聖な木とされています。
熱帯~亜熱帯地方に分布し、20mもの高さにまで生長します。
クワ科に分類されており、ゴムノキやベンジャミンと同じ仲間です。
国内では、沖縄、屋久島、種子島に自生しています。
自生地では巨木に生長し、その独特な姿から何か不思議なパワーを感じたりもします。
そんなわけで、精霊が宿ると言われて、昔から国内外で神聖視されてきました。
世界各地にあるガジュマルの巨木は圧巻で、みなぎる生命力を感じます。
ガジュマルはその生命力の強さから、絞殺しの木とも呼ばれています。
鳥により運ばれた種が、ほかの樹の上で発芽し猛烈な勢いで生長して、その樹を枯らしてしまうのだそうです。
ガジュマルの育て方のポイント
置く場所
日当たりの良い場所を好みます。屋外で管理出来ますが、夏の直射日光は遮りましょう。
30~50%の遮光をすれば、葉焼けの心配がなくなります。
近年、日本も暑さが厳しくなってきています。あまりにも暑い日には、日陰に置くようにしましょう。
低温に弱いので、寒くなってきたら室内に入れましょう。
日光が好きですが耐陰性もあるため、屋内で育てる事も出来ます。
窓辺など、室内の明るい場所に置くと良いでしょう。
エアコンの風が直接当たらないように、気をつけてくださいね。
土
高温多湿が好きなガジュマルですが、水はけの良い土を使うようにして下さい。
鉢の中が蒸れると、根腐れの原因になるからです。
水やり
春~秋
生長期ですので、しっかりと水やりをしましょう。
土の表面が乾いたら、そこから流れ出るくらいたっぷり与えます。
冬
土の表面が乾いてから2~3日したら、水やりをするくらいのペースで良いでしょう。
葉が縮れてきたら乾燥しているということですので、水やりを増やしましょう。
葉には1日1回霧吹きをすると、害虫予防にもなります。
最後に
独特な姿の巨木になることから、国内外で神聖な木とされてきたガジュマル。
精霊が宿るとされる神秘的な植物を、自分の家で育てられたら嬉しいですよね。
ちょっと変わった外見ですので、育て方が難しいと思っている人も多いようです。
でも実はとても丈夫で、初心者さんにおすすめの観葉植物なんですよ。
真夏の直射日光と冬の管理に気をつければ、元気に育ってくれる事でしょう。