観葉植物として人気の高いサンスベリアは、見栄えの良さだけでなく、優れた空気浄化作用があるのも魅力。
虎の尾とも呼ばれており、美しい模様は見る人を惹きつけます。
そんなサンスベリアは、丈夫で育てるのが簡単なことから、初心者さんにおすすめの観葉植物です。
今回は、サンスベリアの特徴と育て方について、ご紹介していきたいと思います。
サンスベリアって、どんな植物なの?
リュウゼツラン科チトセラン属に分類されています。
原産地はアフリカや南アジアの乾燥地帯で、8~10月に白や薄い黄色の花を咲かせます。
日本では、トラノオやチトセランと呼ばれています。
ロゼッタ状の葉が特徴的で、厚みのある葉を伸ばします。
葉は上方向へ伸びるので、場所を取らないことから置き場所に困りません。
1mにまで育つようですが、一般的に観葉植物として楽しむなら、10~20cm程度でしょう。
サンスベリアの花言葉は、「永久」と「不滅」です。とても縁起の良い花言葉なので、お祝い事の時にプレゼントとして人気が高いです。
購入後は植え替えをしよう
サンスベリアの苗を買ったら、基本的に植え替えをおすすめします。
お店の人が、植え替えなくて大丈夫、と言っていたなら植え替える必要はありません。
植え替え用の鉢は、購入時よりも少し大きめが良いです。
土は、観葉植物用の市販の培養土でOKです。
日陰に強いので、置き場所は室内のどこでも大丈夫ですが、1日に数時間日が当たる場所がベストです。
直射日光の当たらない、明るい場所が良いでしょう。
育て方のポイント
水やり
春夏は生長期です。鉢の土が乾いたのを確認してから、たっぷりと水を与えます。
鉢底から流れ出るくらい、しっかりと水やりをしましょう。
サンスベリアは乾燥に強く、葉に水を溜めこむことが出来ます。
水を与えすぎると、根腐れを起こすなどして枯れる可能性が高まります。
肥料
5~9月に、液体肥料を与えましょう。2~3週間に1回のペースでOKです。
固形肥料なら、2か月に1個置けば良いでしょう。
病気
サンスベリアには、ハダニがつくことがあります。
見つけたら、殺ダニ剤を使用しましょう。
葉に霧吹きをしておくと、予防することが出来ます。
最後に
空気を綺麗にする働きに優れているサンスベリアは、丈夫で美しく、観葉植物として人気の高い種類です。
そんなサンスベリアについて、特徴や育て方のポイントをご紹介いたしました。
レース越しの窓辺で管理すれば、元気に育ってくれることでしょう。
ただし、水を与えすぎて枯らしてしまう人が多いようです。
可愛くて思わず構いたくなりますが、お世話のし過ぎに気をつけましょう。