水中でユラユラ揺れるイソギンチャクは、とても美しいものです。
形も色も様々なイソギンチャクを、水槽に入れてお部屋に置けば、癒しの空間が出来上がります。
クマノミとイソギンチャクを一緒に飼育したいという人も多く、イソギンチャクは結構人気があるんですよ。
難しいと思われがちなイソギンチャクの飼育ですが、種類によっては簡単なものもあります。
今回は初心者さんに向けて、イソギンチャクの飼育方法をご紹介いたします。
イソギンチャク飼育で必要な道具
- 海水用のアクアリウム用品(セットになっている物を購入すると楽です)
- イソギンチャク用のライト
イソギンチャク用のライトなのですが、どんなライトでもOKではありません。
分からない場合はサンゴ育成用と書かれているものを選ぶようにしましょう。
お店で購入する時には、店員さんに聞けば教えてもらえますよ。
人工海水も、栄養豊富なサンゴ用のものを選ぶと良いでしょう。
海水のpHは8.2くらいを維持するようにしましょう。
pH試験紙で、定期的にチェックすると安心ですよ。
イソギンチャクって、何を食べるの?
イソギンチャクの飼育をするにあたって、餌をどうするのか疑問に思う人も多いことでしょう。
実はイソギンチャクは、給餌をされなくても、何年も生き続けることが出来るようです。
ですが、餌を与えられるのでしたら、与えるようにしましょう。
動物性プランクトンを摂取出来る、無脊椎用フードがおすすめです。
動物性プランクトンは水を汚しますので、水質管理に配慮してくださいね。
初心者におすすめのイソギンチャク
たくさんあるイソギンチャクの中から、飼育が簡単なものをご紹介いたします。
ロングテンタクルアネモネ
初心者が安心して飼育出来るイソギンチャクで、おすすめです。
砂に根を張り、オーバーフローで吸いこまれることも少ないです。
サンゴイソギンチャク
値段が安いので、手軽に飼育を始めたい人におすすめです。
タマイタダキイソギンチャク
カクレクマノミと一緒に飼育したい初心者さんにおすすめです。
カラーバリエーションが豊富です。ただ、高価なカラーもありますので、予算と相談ということになるでしょう。
イボハタゴイソギンチャク
のっぺりとした形状をしており、カーペットイソギンチャクとも呼ばれます。
大型ですので、見ごたえがありますよ。
最後に
海水のアクアリウムに欠かせない存在とも言える、イソギンチャク。
でも、なんだか難易度が高そうな印象を持っていませんか?
確かに、難しい種類も多くあるのですが、初心者でも飼育出来る種類だっていくつもあるんですよ。
必要な道具は、一般的な海水用のアクア用品とイソギンチャク用のライトです。
イソギンチャクと一緒にクマノミを飼育すれば、共生する様子を観察する事も出来ますね。