トマトは、夏を代表する野菜の一つです。
ほど良い酸味と瑞々しさが人気で、暑い時期に食べるとスッキリしますよね。
そんなトマトを、自分でも育ててみたいと思ったら、ミニトマトがおすすめです。
ミニトマトなら広いスペースを必要とせず、ベランダでの栽培も出来ます。
今回は、そんなミニトマトの育て方についてご紹介していきます。
プランターと土を用意しよう
まず、ミニトマトを育てるプランターを準備しましょう。
ミニトマトの根は、横と下に伸びていきます。ですから、あまりにも小さいプランターは向いていません。
ベランダに置いて無理のないサイズを選ぶようにしましょう。
大体、高さ・幅・奥行がそれぞれ30cmあるプランターがおすすめです。
プランターの底には、鉢底石を敷いて水はけを良くしましょう。
その上に、野菜用の培養土を乗せていきます。
プランターを設置する場所ですが、室外機の近くは避けてください。
熱風が当たるような場所では、枯れてしまう危険があります。
どんな苗を選べばいいの?
時期になると、お店にたくさんの苗が並ぶことでしょう。
その中からより良い苗を見つけるには、緑色の濃さで判断すると良いです。
また、葉に厚みがあるものが好ましいのですが、お店の苗をやたらと触るのはマナー違反ですよ。
そして、蕾または花が付いているものがおすすめです。
ミニトマトの中には、花が咲かない「つるボケ」と呼ばれる株もあるんです。
既に蕾や花がついている株なら安心でしょう。
葉の裏もしっかり見て、虫がついていないかどうかをチェックしておきましょう。
苗を植え付ける方法
いよいよプランターに植えていきます。
- 水分を吸わせる
水を入れたバケツに根を鎮め、しっかりと水を吸わせておきましょう。 - 土に穴を開ける
苗がすっぽり入る大きさの穴を、プランターの土に開けておきます。
そして、苗の根を傷めないように気を付けながら、土に植えましょう。 - 支柱を立てる。
風で苗が折れたら大変です!割り箸などに、軽く結びつけておきましょう。 - 最後にたっぷり水を与える。
苗が根付くまでには、ある程度時間がかかります。
その間に根が乾かないように、しっかり水分を吸わせておきましょう。 - 摘芯しなくてもOK。
一般的にトマトには摘芯の作業が必要ですが、ミニトマトの場合はしなくても大丈夫です。 - 収穫
色づいたら食べられます。
最後に
マンションやアパートのベランダでも、プランターで手軽に栽培できるのがミニトマトの魅力です。
トマトは栄養価が高く、美容効果もあるということで女性に大人気の野菜ですね。
自分の家のベランダにあれば、好きな時に収穫して食べる事が出来るのでおすすめですよ。
肥料をあげ過ぎると「つるボケ」して実が付かないので、2週間置きにあげる程度で大丈夫ですよ。
お子さんの食育にも大活躍しそうですね。