癒しの存在として人気を集めている苔玉は、園芸店や雑貨屋さんで買うものだと思っていませんか?
実は、初心者でも間単に作る事が出来るんです。
美しいグリーンは人の心を癒すだけでなく、室内のインテリアとしても活躍してくれますよ。
今回は、初心者でも間単に作れる苔玉の作り方をご紹介いたします。
苔玉の魅力
苔というと、ジメジメした日陰の植物という暗いイメージをお持ちの方もいるようです。
実際その通りなのですが、よく見るととても美しいグリーンをしているんですよ。
苔を丸い形状にすることで、とても可愛らしい存在にしたのが苔玉です。
なんと、KokedamaやMossballという呼び方で、海外でも人気を集めているそうです。
お洒落なインテリアとして、海外でも活躍しているんですね。
苔玉は、基本的に丸い形状に作るのですが、特に決まった形はありません。
元々は盆栽の世界の「根洗い」を応用したもので、鉢がなくても崩れないようにしてあるのです。
苔だけで作るのも良いですし、盆栽のように植物を植えてみても良いですよ。
苔玉は、初心者でも間単に作る事が出来ますよ。
苔玉を作るキットも売られているので、そういった物を利用すれば本当に手軽に作れます。
キットには基本的に、苔・土・固定用テグスが付いています。
材料を自分で用意するにしても、特別なものは必要ありません。
金額的にも無理のない範囲で揃えられるので、思い立ったらすぐ始めてみましょう。
どんな苔や植物を用意すればいいの?
自分で材料を集める場合、まず悩むのが苔や植物の種類ですよね。
おすすめをいくつか挙げてみますので、参考にしてみてくださいね。
苔
初心者におすすめは、ハイゴケです。
湿度があればどこでも育つ苔で、普段活動している場所で見つけることが出来そうです。
日当たりが良い場所や半日陰の場所を探してみましょう。(違法採取はしないように!)
ハイゴケは乾燥に強く丈夫なので、管理が楽なのです。また、苔の形状から丸い形にしやすいです。
植える植物
モミジ、シダ、ポトス、アイビー、クロマツなど。
材料と作り方
材料:ハイゴケ、植える植物、土(ケト土7:赤玉土3)、培養土、テグスや木綿糸、器
作り方
- 苔についたごみを取る。
- 土と水を混ぜてこね、耳たぶの固さにする。
- 土をボール状にし、植物を植えるくぼみを作る。
- くぼみに培養土を入れ、植物を植える。
- ボールの周りに苔を貼る。土が見えなくなるまで貼って、はがれないようにテグスを巻きつける。
- 器に乗せて完成!
水はしっかり与えましょう
苔玉に植物を植えた場合、内部まで水を浸透させるようにしましょう。
それには、水を入れたボールに15~30分浸けると良いです。
最後に
インテリア性が高く、海外でも人気の苔玉について、簡単な作り方をご紹介いたしました。
材料も身近なものでOKですし、初心者でもすぐに始められるのが魅力ですね。
コロコロとした形状も可愛らしく、お部屋にあるだけで本当に癒されます。
作った後は日当たりの良い場所に置き、植えた植物に日光を当てるようにしましょう。
自分で作った世界に一つの苔玉を、是非可愛がってみてくださいね。