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愛嬌たっぷりな出目金(デメキン)。その特徴と、飼育する時の注意点。

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夏のお祭りで、金魚すくいをやった経験がある人って、結構いると思います。

たくさんの金魚が泳ぐ中、目の大きな金魚を見掛けませんでしたか?

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それは、デメキンと呼ばれており、特に子供に大人気の金魚です。

他の金魚とはちょっと違った顔つきのデメキンについて、その特徴や飼育場の注意点をご紹介します。

目次

デメキンには、どんな歴史があるの?

日本にデメキンがやって来たのは、明治時代のことです。中国から輸入され、最初は赤いデメキンしかいませんでした。

その内次第に、黒デメキンや3色デメキンが突然変異で生まれるようになりました。

デメキンの体の特徴は?

デメキン最大の特徴である、飛び出た目。

大きな目を振りながら泳ぐ姿は、愛嬌たっぷりです。

実はこの目、生まれた時はあまり飛び出していないんです。

成長するにしたがい、だんだん飛び出して行くのです。

成長すると、大体18cmくらいまで大きくなります。

結構大きくなるので、水槽は余裕のあるサイズを選びましょう。

デメキンを育てる時の注意点

デメキンはすぐに死んでしまう、という印象を持っている人が多いようです。

これは、デメキンを金魚すくいで手に入れた人が多い事が原因かも知れません。

金魚すくいの金魚たちは、何度もポイですくわれる事で、相当なダメージを受けています。

連れ帰った時、既に瀕死の状態になっている場合もあることでしょう。

デメキンが、特別弱い金魚だということはありません。

注意点を守って育てれば、長生きしてくれますよ。

では、気をつける点をいくつかご紹介します。

水槽

成長した時の事を考えると、60cmサイズの水槽がおすすめです。

飼育水

水道水を使う場合は、カルキ抜きを使用しましょう。指定の量を水に混ぜることで中和出来ます。

1日汲み置いた水の場合は、カルキ抜きは必要ありません。

水温

20~28℃の範囲をキープするようにしましょう。

水替え

夏は1~2週間に1度、冬なら2~4週間に1度くらいがおすすめです。

与えすぎると、肥満になったり食べ残しによる水質悪化に繋がります。2~3分で食べきる量にしましょう。

目を傷つけないこと・・・水槽内のレイアウトは、尖った物や固い物を控えましょう。デメキンは目が傷つきやすく、傷口から細菌感染を起こす事があります。

最後に

大きな目が特徴的なデメキンは、金魚すくいでアイドル的な存在でもあります。

子供にも人気が高く、お祭りで捕まえてきたデメキンを飼育しているご家庭も多いことでしょう。

少しでも長く生きてもらうために、飼育する時に気をつける点をご紹介しました。

是非参考にして、可愛らしいデメキンと癒しの時間を過ごしてくださいね。

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