シマリスは昔からペットとして、人間に飼育されてきました。
見た目がとても可愛らしく、子供向けの絵本や物語にも多く登場しますね。
森の動物と言ったら、リスを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
そんなシマリスを飼ってみたいと思っている方、飼育を始める前にシマリスについて少し説明いたしますね。
どんな特徴を持つ動物なのか、また飼育に必要な道具などをご紹介いたします。
シマリスの特徴
見た目の特徴は、背中にある縞模様と大きくフサフサした尻尾です。
体重約110g、体長約13cm、尻尾の長さ約11cm。
寿命は6~8年くらいです。個体差が大きく、10年以上生きることもあります。
繁殖期になると気が荒々しくなったりするので、飼い主さんは驚くかも知れません。
その時期特有のものですので、あまり気にせずそっとしておくのが良いでしょう。
リマリスを飼育するかどうか考えている人にとって、気になるのは懐くかどうかですよね。
シマリスのような小動物は、基本的に臆病で神経質です。ちょっとした事がストレスになるのです。
そういった性質を理解しつつ、穏やかにストレスを与えない生活を続けていくことが大切です。
そして、赤ちゃんの頃から飼育をすることにより、人間に懐きやすくなります。
大人になってからでは、懐かせるのは難しいでしょう。
飼育に必要な道具
シマリスを飼育するには、どういった道具が必要か挙げていきます。
ケージ
飼育するためのケージは、運動が大好きなシマリスのために大きなものを用意しましょう。
リスはよく齧るので、プラスチックは避けましょう。
赤ちゃんリスの場合は、プラケースで飼育を始めましょう。
巣箱
安心して眠れる場所として、木や藁で出来た巣箱を用意してあげましょう。
床材
新聞紙を細かくちぎったものでOK!なければ、ペットショップで購入できます。巣箱にも入れてあげましょう。
回し車
運動不足にさせないために、回し車を用意してあげてください。体が小さいうちはハムスター用で代用出来ますが、大きめで回しやすい物が良いです。
エサ皿、給水ボトル
金属や陶器で出来たお皿が良いです。お水は、ケージに固定するボトルタイプが良いでしょう。
毎日新鮮なお水に取り替えてあげてください。
木
歯の伸び過ぎを防ぐために、齧り木が必要です。また、運動のための登り木も用意しましょう。
トイレ
基本的にトイレのしつけは出来ないです。
もし決まった場所にする様子でしたら、その辺りにトイレを設置してみても良いでしょう。
掃除はこまめにしましょう
シマリスは食べ物を残しておく習性があります。水分がある野菜類などは、残しておくと傷みますから取り出しましょう。巣箱にギュウギュウに食べ物を詰め込む場合がありますが、寝る場所がない状態でしたら少し取り出しましょう。
最後に
見た目の可愛らしさで人気のある、シマリス。
大人になってから懐かせるのは大変ですが、赤ちゃんの頃から育てれば人間に懐いてくれますよ。
赤ちゃんリスは体温調節や餌など、お世話することがとても多いですが、それだけに絆が深まり良い関係になれます。
リスを飼育する道具はペットショップやネット通販で揃いますよ。
もし飼ってみたいと思ったら、是非参考にしてみてくださいね。