テラリウムというのは、自分で好きな容器を用意して、その中で植物や動物を育てることです。
単なる飼育ケースではなく、まるで自然を切り取ったかのような環境を作り出すのが特徴です。
手の平サイズのものから、大型施設のようなものまで、実に様々なテラリウムが作られています。
初心者でも手軽に楽しめるのが魅力ですが、中に入れる動植物ってどんな物が良いか迷いますよね。
そこでここでは、テラリウムにおすすめの動植物をご紹介していきます。
こんな植物を入れてみよう!
テラリウムに入れるのにおすすめの植物をご紹介していきます。
コケ類
テラリウムの中の環境は、乾燥しにくいためコケ類にとって育ちやすいと言えます。
また、テラリウムの湿度を一定に保つ働きもしてくれるので、使う人が多いです。
公園などの日陰に行くと、コケが生えていたりします。近場で採取出来るのも魅力の一つ。
もちろんお店でも入手することが出来ますよ。
コケ類だけでも、立派なテラリウムになります。
アナナス
岩や植物の上で生育します。とても種類が多く、独特な葉っぱや花を好んで使う人が多いです。
アジアンタム
観葉植物としても人気の、ワラビの仲間の植物です。水辺を意識したテラリウムにピッタリです。
ポトス
丈夫で育てやすく、初心者向けの植物です。葉の色のバリエーションが多く楽しめます。
アイビー
可愛らしい形の葉っぱが人気の、ガーデニングによく使われる植物です。丈夫なので初心者におすすめです。
ラン
ランの仲間は湿った場所が好きです。容器内の環境に適していると言えるでしょう。お花も綺麗ですよ。
テラリウムにおすすめの小動物は?
次に、テラリウムで育てるのにおすすめの小動物をご紹介します。
ヒョウモントカゲモドキ
レオパードゲッコーという名で、最近人気急上昇の爬虫類です。初心者にも飼育しやすく、慣れるとスキンシップも可能ですよ。
ニホントカゲ
昔から日本にいるトカゲで、青味がかった美しい体色が魅力です。日本の気候に慣れているため、温度管理に神経質になることもないでしょう。
ペットショップで見る事はあまりありませんが、公園などでよく見かけます。
ベルツノガエル
まん丸な体が特徴の、小型のカエルです。動きがゆっくりなので、テラリウムでの飼育に適しています。
アカハライモリ
日本のイモリですので、日本の気候に馴染んでいるため育てやすいです。
病気になる事も殆どなく、怪我をして指が取れても再生して元通りになります。
最後に
テラリウムの中で育てられる動植物について、いくつかご紹介してきましたがいかがでしたか?
自分が作った環境の中で、生き物が育つ様子を見るのはとても楽しいですし、ワクワクしますね。
簡単な物なら、身近な道具で早速作れてしまいます。
最初は植物だけにして、慣れて来たら動物を入れるというのも良いでしょう。