犬がくしゃみをするのは、特に珍しい事ではありません。
私も犬を飼っていた時は、何度も見かけました。
でもそのくしゃみが、もしかしたら「わざと」だったかも知れないとは、思ってもいませんでした!
犬って、わざとくしゃみをする事があるようです。
今回は、犬がわざとくしゃみをする事について、探っていきましょう。
どうして、わざとくしゃみをするの?
それでは早速、犬がわざとくしゃみをする理由についてご紹介していきます!
気持ちがたかぶった時
何か嬉し事があった時など、犬の気持ちが興奮状態になった時に、わざとくしゃみをするようです。
興奮してしまった気持ちを、なんとか鎮めようとしているそうです。
例えば、おやつを見せた時や、さんぽ用の綱を出した時など、くしゃみをしていませんか?
自分を落ち着かせるための手段として、くしゃみをしているのです。
ストレスを感じた時
嬉しい時には、その興奮を鎮めるためにくしゃみをします。
逆に、ストレスを感じた時にもくしゃみをすることがあります。
ストレスを強く感じると、犬の自律神経のバランスが崩れます。
それにより、くしゃみが出てしまうのです。
また強いストレスによる不安を、くしゃみをすることで落ち着かせようとしているとも言われています。
運動不足や飼い主に構ってもらえない寂しさなどが、挙げられるでしょう。
心当たりがある場合、上手く解消してあげましょう。
病気によるくしゃみ
くしゃみをするのは、体調が悪い可能性もあります。
考えられる病気がいくつかありますので、ご紹介します。
鼻腔腫瘍
鼻の中に腫瘍が出きていて、それが鼻の粘膜を刺激している可能性があります。
鼻腔腫瘍が出来る犬は珍しいのですが、もし出来た場合は悪性の事が多いと言われています。
しかも、手術がしにくい場所なので、取り除くことも難しくとても厄介です。
歯周病
歯周病が悪化して、その炎症が鼻腔内にまで広がっていることも考えられます。
歯茎からの出血や腫れがないか、確認してみましょう。
ケンネルコフ
犬の風邪と言われている病気で、主な症状にくしゃみがあります。
犬ジステンパー
発熱や咳、下痢、嘔吐も見られる、命の危険もある病気です。
予防接種で防げます。
犬伝染性肝炎
肝臓が炎症を起こします。くしゃみや、発熱、嘔吐、下痢が見られます。
これも予防接種で防げます。
アレルギーの可能性も!
もしかしたら、ハウスダストや花粉などに対する、アレルギー反応かも知れません。
ハウスダストなら、空気清浄機の設置で軽減する可能性があります。
花粉の場合は、散歩から帰ったら家に入る前に、毛についた花粉を軽く落としてあげると良いでしょう。
最後に
犬のくしゃみには、わざと出しているものもあるなんて面白いですね。
あなたの家の愛犬がくしゃみをしていたら、その時の状況によってわざとかそうでないか、判断出来そうですね。
気をつけなくてはならないくしゃみもありますので、犬の元気がない場合は病気の可能性があります。
気になる事があったら、動物病院に相談してみましょう。