「犬に布団を噛まれた!」
このような話をよく耳にします。
犬を室内で飼っている人は、経験がある人が多いかも知れませんね。
たとえ小型犬であっても、犬ですから牙があります。
中身を出して大変なことになったりもしますよね。
そこでここでは、犬に布団を噛まれて困っている飼い主さんへ、その対策をご紹介します。
また、どうして布団を噛んでしまうのか、犬の気持ちもお話していきます。
布団を噛むのって、何が原因なの?
犬が布団を噛むことには、理由があるようです。
考えられるものを、いくつかご紹介します。
ただ単に遊んでいるだけ
一番単純な理由です。布団をオモチャだと思って、遊んでいるのでしょう。
ふわふわした感触は、噛むのに丁度良いのかも知れませんね。
もしかしたら、犬は暇なのかも!
そんな時は、一緒にお散歩に出掛けてみましょう。
家の中で、一緒に遊んであげるだけでも喜びますよ。
ストレス解消
ストレスが溜まると、それを解消しようとして布団をボロボロにすることが考えられます。
ストレスは病気の元ですから、犬の防衛行動とも言えますね。
犬は運動不足によってストレスが溜まります。
散歩の時間や距離を見直し、十分足りているかどうか再確認してみてください。
体が大きいほど、たくさんの運動を必要とします。
ストレスを上手く解消できれば、布団を噛まなくなるかも知れません。
寂しくてもストレスが溜まります。
特に一人暮らしで犬を飼っている場合、飼い主が外出ばかりしていると犬は寂しい思いをしますよ。
一緒に遊ぶ時間を増やしてあげてください。
本能としての「噛む」行為
犬には、噛むという本能を持っています。
その本能を満たすために、布団を噛んでいることが考えられます。
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もう噛まないで!犬から布団を守る対策は?
犬が布団を噛む理由には、いくつかの事がありましたね。
それを頭に入れた上で、次は対策をご紹介していきます。
ケージやハウスなど、犬専用のスペースで寝かせる
愛犬と一緒に寝ている飼い主は、かなり多いことでしょう。
夜、飼い主が熟睡している間に、犬が布団を噛んでボロボロにしてしまうパターンが多いようです。
そこで、犬は犬専用のスペースで寝かせるようにしてみましょう。
最初は夜鳴きでうるさいかも知れません。
でも根気強く続けていれば、一人で寝れるようになります。
丈夫な布団カバーを使う
犬に噛まれても、すぐに破れないような丈夫な生地で出来たカバーを使ってみましょう。
デニム素材などなら、簡単にはボロボロになりません。
噛み心地の悪そうな生地でも良いですね。
敢えて、噛んでも良い毛布を与える。
噛むというのは本能ですから、間単にはやめさせられないかも知れません。
それなら、逆の発想でいきましょう!
噛んでも良い毛布やタオルをあげるのです。
噛み心地の良い毛布をあげれば、犬はきっとそれを噛むようになるでしょう。
気をそらす
犬が布団を噛んでいたら、オモチャを使って犬の気をそらせるのも、効果的です。
誤飲の危険!
犬が布団を噛むと、布団がボロボロになるだけでは済まないのです。
布団の中綿が出てしまうと、それを飲みこんだ犬が腸閉塞を起こす可能性もあります!
ですから、可哀想だと思っても、犬は人間と別の場所で寝かせるようにしましょう。
最後に
犬が布団を噛んでボロボロにしてしまうと、買い直すのも大変ですよね。
いくら安い布団を買ったとしても、頻繁にボロボロにされたら金銭的に厳しい状態になるでしょう。
一番効果的な対策は、やはり犬を布団に近づけない事です。
そのためには、夜は犬専用のスペースで寝かせるようにしましょう。
それと併せて、散歩でうまくストレスを発散させたり、スキンシップの時間を増やしたりすると良いでしょう。