MENU

室内犬の関節を守る、床の滑り対策の効果的な方法。

  • URLをコピーしました!

室内で犬を飼っている方、あなたのおうちの床はフローリングでしょうか?

もしそうだとしたら、何か対策をとった方が良いかも知れません。

cce0f741454e697af864872dd694940b_s_061018_122337_PM

フローリングの床は滑り易いため、無理な動きをすることで関節へ負担をかけてしまうそうです。

そこで今回は、フローリングの床で滑らないような対策をご紹介していきたいと思います。

目次

どうしてフローリングがいけないの?

人間にとっては掃除がしやすくて便利なフローリングですが、犬の体にとっては良くないってご存知でしたか?

どんな危険が潜んでいるのか、まずはそこからお話しましょう。

フローリングの床は滑りやすいため、次のようなリスクが考えられます。

  • 滑るので踏ん張れない。動きが制限される。
  • バランスを取ろうとして不自然な動きになり、関節や筋肉に余計な力がかかる。
  • ジャンプした時などに、うまく着地出来ず怪我につながる。
  • 階段を踏み外す。

このように、フローリングは愛犬に怪我をさせてしまう危険がいっぱいなのです!

膝蓋骨脱臼

特に小型犬は、膝蓋骨脱臼というものになりやすいです。

人気のチワワ、トイプードル、ポメラニアン、マルチーズなどの小さい犬種は、膝にある骨がズレやすいのです。

もし膝のお皿(骨)がずれてしまったら、次のような様子が見られます。

  • 歩く時に、浮かせたままの足がある。
  • スキップをしているような歩き方をする。
  • 横座りばかりする。
  • 足が曲がっている。
  • 歩けなくなる。

もしも、このような様子を見せていたら、膝蓋骨脱臼かも知れません。

動物病院での受診をおすすめします。

状態が悪いと、外科手術による治療が必要となります。

股関節形成不全

こちらは大型犬に多いトラブルなのです。

体重が重いために、フローリングの上を歩くことで関節に大きな負担がかかります。

毎日それが継続することで、深刻な状態になってしまうのです。

横座りばかりしていたり、腰を振るように歩いていたら、股関節の異常が考えられます。

獣医師の診察を受けることをおすすめします。

椎間板ヘルニア

プードル、ビーグル、パグなどの軟骨異栄養症性犬種や、胴長のダックスフンドがなりやすいのが、椎間板ヘルニア。

フローリングの床は、これらの犬種を飼育するには最悪な環境です。

症状が悪化すると麻痺がおこり、歩くことが出来なくなります。

いろいろな対策

では、有効な対策にはどのようなものがあるのか、ご紹介します。

床をコーティングする

業者に頼んで、床にマニキュアを塗ってもらう方法です。

フローリングを滑りにくくしたり、床を傷や水から守ってくれます。

カーペットを利用する

金額的に手が出しやすく、効果も抜群です。

防ダニ、防臭など、いろいろな効果がついているものが売られているので、自分の家に合ったものを選びましょう。

ただし、水分が沁み込みますので、粗相をした時にはシミになったりします。

ですから、大きなカーペットを敷くよりも、組み合わせタイプのものを使用すると良いでしょう。

パズルマットを使う

これは100円均一でも売られていますが、滑りにくいかどうかをしっかり確認する必要があります。

中には、滑りやすい素材もあるので注意しましょう。

最後に

フローリングの床に潜む、愛犬の怪我のリスクって結構大きいものなんですね。

人間にとっては便利なフローリングですが、犬にとってはとても厄介な床。

愛犬を怪我から守るために、フローリング対策をしっかりしておくことをおすすめします。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次