飼いやすい小型犬として大人気のミニチュアダックスフンド!
知名度が高く、犬のことをあまり知らない人でも、この名前を聞けば胴長短足を思い浮かべることでしょう。
そんなミニチュアダックスフンドには、どんな歴史があるのでしょうか。
そして、性格や身体的な特徴にはどんなものがあるのでしょうか?
是非、ワンちゃんを選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
どんな歴史があるの?
ダックスフンドは、中世に作りだされたとされています。原産国はドイツ。
英語読みでは「ダックスフンド」ですが、ドイツ語では濁らずに「ダックスフント」と発音します。
ドイツでは3タイプに分かれていて、みな猟犬として活躍しています。
中間の大きさであるミニチュアダックスフンドは、アナグマやウサギ狩りなどに適しているようです。
どんな性格をしているの?
被毛の種類による3つのタイプ
ミニチュアダックスフンドには、被毛の種類によって3つのタイプがあります。
実はこのタイプによって、性格が違っていると言われているんです!
スムース・ヘアード(短くてツルツルした毛)
ミニチュアダックスフンド中で、一番明るい性格。陽気さが魅力で、人にも犬にもフレンドリーに接します。
飼い主にとても忠実なのが特徴です。
ロング・ヘアード(柔らかくてフサフサの毛)
とても温厚で、穏やか。殆ど怒ったりしません。人間に甘えるのが大好きで、常に誰かと一緒にいたいタイプ。
神経質なので、初対面の人を警戒するところがあります。
ワイヤー・ヘアード(クルクルした毛)
独立心が強いのが特徴で、知らない人やよその犬に吠えかかったりしやすいです。
とても気が強いのですが、家族や知っている人には陽気な性格が出てきます。
性別の違いによる性格の違い
更に、男の子か女の子かでも、性格が違ってくるようです。
男の子の性格
甘えん坊で、成犬になっても子供っぽく感じる。オスは縄張り意識が強いので、散歩中にケンカする事も多いでしょう。
家族を守ろうとする姿勢が強く、頼もしいです。
女の子の性格
男の子よりも吠える事が少なく、大人っぽい感じです。男の子よりも早く落ち着きが出て、男の子ほど甘えん坊ではないようです。
マーキングはあまりしませんが、たまに足を上げておしっこをする子もいます。
飼育で気をつけること
狩猟犬だけあり、運動量はたっぷり必要です。
胴長短足の体は、背骨への負担が心配。ですから、階段の上り下りはなるべく控えるようにしましょう。
垂れ耳なので、耳掃除をしてあげるようにしましょう。
最後に
大人気のミニチュアダックスフンドについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
公園でもよく見かける犬種で、子どもが散歩をさせていたりもしますよね。
明るくフレンドリーな性格は魅力ですが、無駄吠えをどうしつけるかがポイントになりそうです。
被毛によって性格が変わるなど、興味深い一面があるミニチュアダックスフンド。
探ればまだまだ魅力が見つかるかも知れませんね!