夏のオシャレは肌を露出することが多く、日焼け対策をしたり脱毛をしたりと、お肌のケアが大切でしょう。
しかし意外と忘れがちなのが、かかとのケアではありませんか?
素足でサンダルを履くと予想以上に目立つ、かかとの角質…。
角質は、水分保ってくれたり、弱い箇所を強くしてダメージを軽減してくれるなどの役割がありますが、増えてしまうとデメリットがあるようです。しっかりかかとの角質ケアをすることが大切でしょう。
ターンオーバーと角質の関係
角質層は外部の刺激から身体を守ってくれる、お肌にとってはとても大切な存在です。お肌は、約28日でかけて新陳代謝を行い、新しいお肌に生まれ変わります。
角質は、表皮の一番内側の基底層という所でベースとなる細胞が作られ、形を変えつつ肌の表面に押し上げられて角質層になります。実は、角質層になった細胞は死んでいて、しばらく経つと垢として剥がれ落ちます。
新陳代謝がスムーズに行われていれば、キレイなお肌を保っていられますが、新陳代謝が上手く行われていないと、角質が垢として剥がれなくて残ってしまい、角質層が厚くなり硬くなってしまいます。かかとは特に皮膚が乾燥しやすいため、角質が厚くなりやすい箇所のようです。
かかとの角質が厚くなる原因は?
かかとの角質が厚くなってしまう原因の一つは足への刺激で、毎日たくさん歩く方や、サイズが合わない靴を履いている方は、かかとへの圧迫や摩擦によって角質が厚くなる可能性が高いようです。
次に、乾燥が考えられます。かかとには皮脂腺がないので、油分が不足していて乾燥しやすいので、かかとは硬く厚くなってしまいます。
また、女性ならではの冷え性や血行の悪さも原因のようです。血行が悪いと栄養分が滞ってしまい、かかとの新陳代謝が上手く行われません。ダイエットなどで炭水化物やタンパク質を摂らなかったり、食事制限をしていると冷え性になりやすいので、注意が必要です。
最後に考えられるのは、角質増殖型水虫の可能性で、その場合は病院での治療が必要です。
角質を厚くさせない!かかとケアの方法
足を温める
足をキレイに洗ったら、ゆっくり温めましょう。角質が柔らかくなるので、楽にかかとケアが出来るはずです。
角質を削る
かかとの角質ケアは、専用のやすり等を使いましょう。目が粗い物から使い、仕上げは目が細かいものを使いましょう。足のカーブに沿って一定の方向に優しくこすりましょう。削りすぎはお肌を傷つけてしまうので、余分な角質だけを削るようにしましょう。
スクラブケア
角質ケアの仕上げは、スクラブで剤でやさしくマッサージしましょう。かかとが滑らかになり、キレイに仕上がります。マッサージの後は、ぬるま湯で洗い流しましょう。
保湿
かかとケアの最後は保湿ケアが大切です。クリームを塗ったり、パラフィンパックをするのも良いでしょう。
最後に
かかとの厚い角質は、足の臭いの原因にもなるそうです。
汗腺が多い足の裏は汗をかきやすく、靴を履いて蒸れていると更に汗をかきます。
蒸れて柔らかくなった角質を、雑菌が分解して増殖すると、嫌な臭いを出すそうです。