ハムスターと言えば、小さくて丸い体に大きな瞳が特徴の、ペットとして大人気の動物です。
小ささが魅力のハムスターですが、その中でも特に小さな種類が「ロボロフスキーハムスター」です。
顔の模様が特徴的で、とても可愛らしいと人気を集めています。
ここでは、そんなロボロフスキーハムスターの特徴や性格、飼育上の注意点についてお話をしていきます。
ロボロフスキーハムスターの特徴
小さな生き物であるハムスターの中でも、最も小さい体を持つのがロボロフスキーハムスターです。目の上にある白い毛が大きな眉毛のように見えて、とても可愛らしい顔をしていますよ。
体がとても小さいこともあり、かなりすばしっこく活動的なのが特徴です。脱走された時に、追いかけるのがとても大変という話も聞きます。
背中の毛は黄色っぽい茶色をしていて、お腹は白いです。たまに、全身が白い毛に覆われている個体もいます。
どんな性格?懐きやすい?
ロボロフスキーハムスターは、とても臆病。怖がりで神経質なので、手乗りハムスターにするのは難しいです。
もしあなたがペットとのスキンシップを求めているのであれば、ジャンがリアンやゴールデンハムスターが良いでしょう。
ロボロフスキーハムスターは臆病懐きにくいですが、人を噛むことは滅多にありません。
凶暴な面はなく、単に怖がりなだけです。ですから、飼育するとしたらそっと見守る姿勢が大切。
触れ合うよりも、見て楽しむという感じですね。
飼育の注意点
飼育に必要な道具は、他のハムスターと同じです。
- 飼育ケース
- 巣材、底材
- 巣箱
- 回し車
- エサ入れ、給水ボトル
- エサ(主食のペレットと、オヤツ少々)
飼育ケースは、金網タイプでも水槽タイプでもOK。
金網タイプは通気性が良いのが特徴ですが、金網を齧ることによって歯が欠けることもあります。
水槽タイプは通気性が良くないので、気温の上昇に気をつける必要がありますが、脱走されにくいというメリットもあります。
どちらも一長一短です。どちらの場合でも、運動量が多いロボロフスキーハムスターのために、十分に運動出来る広さを確保してあげましょう。
ゴールデンハムスターでは絶対に出来ない「複数飼い」も可能だと言われていますが、やはり相性というものがあります。相性が悪い場合にはすぐに離せるように、予備のケースを用意しておきましょう。
また、とにかく臆病な性格ですので、ケースの置き場所は静かな所を選びましょう。振動にも敏感なので、家電から離れた場所が良いでしょう。夏は特に風通しの良い場所を選らんでくださいね。
動物病院を調べておくのも大切ですよ。
体の小さなロボロフスキーハムスターは、診察してくれる病院が限られています。
飼育する前に、診てもらえるかどうか確認しておくと安心ですよ。
最後に
世界最小のハムスターである、ロボロフスキーハムスター。
臆病なので、あまり触ったりされることは好きではありません。スキンシップを楽しむよりも、そっと見て楽しむという感じになります。あまり構ってあげられないけどペットを飼いたいという人に向いていますね。
相性が良ければ複数で暮らす姿も見られますよ。
飼育道具はほかの種類のハムスターと同じですので、餌などもとても充実しています。
愛くるしい顔のロボロフスキーハムスター、あなたも飼ってみませんか?