小さなガラスの瓶の中で、アクアリウムを楽しむことが出来るのをご存知でしょうか?
それが「ボトルアクア」です。熱帯魚の水槽のように、大きなケースを置くスペースがないという人でも手軽に始められるんですよ。
水の中でユラユラ揺れる水草を見ているだけでも癒されますし、エビや小魚を入れることで見る楽しみがアップします。
ここでは、そんなボトルアクアについての説明と、作り方をご紹介します。
ボトルアクアについて
上にも書いた通り、小瓶などの小さな密閉容器でアクアリウムを楽しむことです。ペット禁止の住宅でも、安心して飼育できますね。
自分で作り上げる楽しみもありますし、何よりとても癒されますよ。
水草を植えこむだけでもOKですが、エビやアカヒレなどを入れるとより楽しめます。ちょっとしたスペースに置いて、自分だけの水族館を楽しめるので、今人気が出てきているんですよ。
ボトルアクアの作り方
用意するもの
- ガラス瓶(500ml以上のもの)
- 底砂
- 水草
- エビや淡水魚などの生物
- 水(カルキを抜く)
作り方
- 瓶を洗い、底砂を入れます。砂利やソイル、赤玉土が良いでしょう。3cmくらい敷けばOKです。バクテリアの棲み家になるので、底砂は入れるようにしましょう。
- カルキ抜きした水を、そっと入れます。カルキ抜きは、市販の薬剤で簡単に出来ますよ。時間があれば、一日汲み置くことでも抜けます。
- 用意した水草を入れます。ピンセットで底砂に植えこんでも良いですし、浮かせたままでもOKです。植物は夜になると二酸化炭素を出しますので、入れ過ぎるとエビや魚が酸欠状態になってしまうので注意しましょう。
- いよいよ、エビや小魚などの生き物を入れていきます。ミナミヌマエビやアカヒレ、メダカ、ベタなどが良いでしょう。
ボトルアクアリウムに向いている生き物
ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビ
エビはとてもユニークな動きをするので、見ていて楽しいですよ。デリケートなエビもいますので、入れる種類に気をつけましょう。この2種類は丈夫でおすすめです。
アカヒレ
たまに雑貨屋さんなどで、小瓶に入って売られているのを見ます。大きくならないので、狭い空間での飼育に適しています。
メダカ
ヒメダカやクロメダカが丈夫で、ボトルアクア向けです。
ベタ
とても丈夫で、色も美しく人気の魚です。
気を付けること
ボトルアクアリウムを置く場所に気をつけてください!絶対に、直射日光が当たる場所に置いてはいけません。かといって、暗い部屋もよくありません。間接的に光が当たるような場所を探しましょう。
エビや魚は温度の変化に弱いので、一定の温度を心がけてください。
最後に
水の中に漂うグリーンは、見る人の気持ちを落ち着かせてくれます。500ml程度の小瓶でOKなので、場所も取らずに気軽に始めることが出来ますよ。
激しい温度変化にだけ気をつければ良いので、ペットが飼えないご家庭にも人気です。
あなたもボトルアクアリウムに挑戦してみませんか?