弓神(浅野忠信さん)の捜査を裏で支える、ヒズミ(山本美月さん)。
第5話では、彼女がロイコ事件にかかわっていることがわかりました。
ロイコ事件とは、7年前に起きた夫婦殺害事件で、生き残ったのは12歳の娘だけ。
それは弓神が担当した事件で、現在のヒズミの年齢から考えて、どうやらその娘がヒズミではないかと憶測されるのです。
多分、弓神は残されたヒズミの面倒をみつつ、自分に好都合なハッカーに育てたのではないでしょうか?
そして、第5話の最後でヒズミに手を差し出した男は誰なのか??後半になった刑事ゆがみ。ヒズミの事も徐々に明らかになることでしょう!
刑事ゆがみ第7話のゲスト
刑事ゆがみ第7話のゲストは、“りょう”さん。
浮世署の強行犯係係長の菅能(稲森いずみさん)の大学の同級生で親友、近江絵里子を演じています。40代を過ぎても、同級生で唯一結婚せずにいるのはと菅能と絵里子だけで絆を感じていた二人。
その絵里子が自室で遺体に・・自殺とは信じがたい菅能なのでした。
刑事ゆがみ第7話の見どころ
今回は、女の友情を描いています。
男っぽくさばさばした性格の係長、菅能も女として弱い部分があること、だんだんにその人間的な面が描かれるようになってきます。
刑事ゆがみ第7話のあらすじ
菅能の親友、近江絵里子が自室で服毒死します。
前夜同窓会で絵里子と再会していた、菅能。一流会社の管理職の絵里子が、年下のイケメン実業家と結婚すると聞いて、菅能はがっかりしつつも絵里子を祝福したばかりでした。
そんな絵里子が自殺するとは考えられない!と、菅能は弓神たちに絵里子の交友関係を調べさせます。
すると絵里子は、病気がきっかけで左遷、そして会社を辞めていたことがわかります。
その上、同窓会で絵里子が見せた部下との写真や、恋人も「リア充代行サービス」を利用したもの。すべて偽物だったのでした。あまりのことに菅能は深いため息をつきます。
弓神と羽生は、絵里子の爪が雑に深く切り込まれていたのに目をつけます。
絵里子が部屋で爪を切った痕跡がないことから、弓神は絵里子と争った犯人が自分の皮膚のついた爪を切り取ったのではないかと推測し、腕にけがをしている「リア充代行サービス」の三枝優里(早見あかりさん)に注目します。
絵里子は、一か月前にひったくり犯に300万を盗まれていました。弓神は、ヒズミに優里とひったくり犯との関係を調べさせます・・・。
刑事ゆがみ第7話の感想
最近、孤独で寂しい人が増えていて「リア充代行サービス」なるものを利用して、自分がこんなに友達がいるとインスタグラムに写真をアップしたり、結婚式でも招待客の割り増しをはかったりするそうですね。
無理をせず自然体で、と謳われた時代を通り過ぎ、無理をしなければやはり人間関係は築けないのに、それを怠って孤独になってしまった現代社会の人間たち・・第7話はそんな人間の哀しさを描いています。
そして親友の死に奮闘する菅能の姿に、これまでの係長としての菅能以外のより人間的な側面が見え、菅能に親しみを持った回でもありました。
弓神と菅能・・・恋人どうしになるには距離がありすぎるかな?短絡的すぎるでしょうか・・・?