「刑事ゆがみ」は、ビッグコミックオリジナルで連載中の井浦秀夫さんの漫画が原作です。
脚本は倉光泰子さん他2人、演出は「昼顔」や「ガリレオ」シリーズの西谷弘さん、そしてプロデューサーは藤野良太さんが務め、木曜午後10時から放送されています。
主人公の刑事弓神には浅野忠信さん、相方の若い刑事羽生役を神木隆之介さんが演じています。
「刑事ゆがみ」第2話の見どころは?
この回では、斎藤工さんが下着泥棒の前科3犯、郷亀役で出演していました。
てっきり犯人か主要な役だと思ったのが、ほんのちょい役ですぐに画面から消えてしまい唖然という感じでした。
そんな見る側の期待をはぐらかす、他のドラマにはない遊び心がこのドラマにはあるんですよね!でも斎藤工さんの方もよくそれだけの役で出演したものだなあと、なんだかため息が・・。
斎藤工さん自身も相当面白い人みたいですね。
「刑事ゆがみ」第2話のあらすじ
うきよ署強行犯係の弓神は、いつもちゃらんぽらんで年下の相棒羽生をからかってばかりいる変な刑事です。
同期で強行犯係長の菅能(稲森いずみさん)から、いつも叱責されてばかりいます。でも、いざ捜査に入ると鋭い観察力で犯人を特定していく、実は有能な刑事なのです。
第2話では中学校の教師、早杉千里(水野美紀さん)が自分のアパートに侵入した男にレイプされそうになって怪我をした事件の捜査をすることになります。
事件は、千里がアパートで仮眠中窓から入ってきた男に襲われそうになったところ、ちょうど訪ねてきた教育実習生の打越将也(中川大志さん)と男の争いになり、将也が重傷を負ったというものでした。
そして将也は病院に運ばれたものの意識不明の状態です。
千里は教師という立場もあってか被害届を出そうとしませんが、菅能(稲森いずみさん)は強制性交等罪の非親告罪化が決定したことで捜査を指示します。
弓神は、千里が説明した事件の状況に不自然さを覚え、千里のアパートに羽生を脅して(羽生が女性教師もののAVを借りているところを盗撮した動画を送る)侵入し、羽生と一緒に事件の様子を再現してみます。
すると、やはり千里が嘘をついていたのがわかるのでした。
一方、部屋に残っていた足跡から下着泥棒の郷亀(斎藤工さん)が捜査線上に浮上しますが、豪亀は千里の下着は盗んだもののレイプは否定します。
弓神は、将也が千里の教え子であったのを知り、また二人の交換日記も見つけます。
そして二人が恋人関係にあったことが、わかるのでした。
実際は事件の日、千里は結婚相談所で知り合った男性と部屋に居ました。そして、そこに将也が訪れて嫉妬して騒動になったのですが、千里は将也をかばっていたのです。教師であり年上の千里は将也を愛しつつも当然将也との関係を終わらせようとしていました。
男性経験のないことも将也に知られたくないことでしたが、将也も千里も本当に深く心で結びついていたのです。
弓神は意識が戻った将也の最初の言葉が“千里”であったことを伝えます。それを聞いて思わず涙する千里・・。
「刑事ゆがみ」第2話の感想
教師と生徒だって、年が離れていたって、親に反対されたって・・心さえ通じていれば奇跡は起こる!
はっきりとそれからの二人がどうなったかは描かれないけれど、そんな二人の奇跡を願う弓神と羽生の優しいラストシーンが印象的でした。
視聴率はなかなかふるわないようですが一度見ていただきたい秀逸なドラマです!
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