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おんな城主 直虎 第46回「悪女について」のあらすじとネタバレと感想。

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大河ドラマ「おんな城主 直虎」、第46回「悪女について」を観ました。

織田信長(市川海老蔵さん)の策略により、家康(阿部サダオさん)の嫡男・信康(平埜生成さん)に武田との内通の疑いが。家康は息子を切り捨て、家を守る選択をします。

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サブタイトルは「悪女について」。1978年に発表された有吉佐和子さんの小説が元ネタですね。今回はひねらずにタイトルをそのままもらったようです。謎の死を遂げた女性実業家。彼女と関わった27人のインタビューで、彼女の奔放で波乱に満ちた人生が明かされます。この小説は1978年と最近では2012年にドラマ化されており、特に2012年版は主演沢尻エリカ様の話題が記憶に新しいところです。

前回の第45回「魔王のいけにえ」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第46回「悪女について」のあらすじと感想です。

目次

家康の作戦

岡崎城に来ていたおとわ(柴咲コウさん)は、信康が捕まる現場を目撃しますが「へたに関わり井伊谷に類が及んでは敵いませぬ故」とすぐに井伊谷に戻ります。

家康の命で、万千代(菅田将暉さん)は信康を堀江城に移します。移動させて時間を稼ぎ、その間に北条と同盟を結んで、信長に助命を申し出る作戦です。今川氏真(尾上松也さん)に、北条への使者を依頼しました。

瀬名の覚悟

大浜城、堀江城、二俣城と移動して時間稼ぎをしますが、織田方もさすがに苛立ち始めます。そんな時、瀬名(菜々緒さん)と石川数正(中村織央さん)が行方知れずに。文箱から武田との密書が見つかります。武田と内通していたのは、信康ではなく瀬名だったと結論付ける家臣たち。家康は「瀬名に追手を放て」と命じますが、その裏で万千代に頼み事をします。

瀬名は自分の父と母が育った地を見たかったと、こっそり龍潭寺を訪れます。おとわに見つかり「そなたの首をもって、事を収めようと考えておるのか」と見抜かれました。瀬名は自分が内通したことにして、信康を助けようとしているのです。

そこに万千代が来て、2人に追っ手がかかっていること、井伊谷に匿うよう家康に命じられたことを説明します。

瀬名は、今川館に閉じ込められた時も家康の作戦で命を救われた、助けてもらった命を家康と信康の為に使いたいと承知しません。おとわは説得しますが、瀬名の決意は固く、井伊谷を去ります。

大魔王と信康の自刃

追手が迫ると、瀬名と石川数正は二手に分かれますが、瀬名はすぐに捕まってしまいます。浜名湖の湖岸には多数の侍が待ち構え、瀬名は覚悟を決めます。

今川氏真は北条との同盟を成功させ、急いで浜松城に来ましたが、広間に座る家康の前には首桶が…。瀬名の死に、自分を責める家康。岡崎と浜松で離れて暮らしていても、家康は瀬名のことを大事に思っていたのです。

家康は瀬名の首とニセの密書を持って、信長の元を訪れます。この上は、信康だけでも助けようと…。

信長は相変わらずの派手な着物…金の刺繍が施された大きな襟の白い羽織で、椅子に座って上座で待ち構えます。ドラマは凝った衣装も見どころですが、信長の衣装は群を抜いて派手ですね。

家康は瀬名の首と北条との同盟を引き換えに、信康の助命を申し出ますが、信長は「そこまで申すのなら、徳川殿の好きにするがよい。余も好きにするがの…」と言って、去ってしまいます。

結局、瀬名が討たれて1ヶ月経たないうちに、信康は自刃します。

大事なものを失った家康は…

おとわは龍潭寺の井戸端で「かようなことがずっと繰り返されるのでしょうか」と悲しみます。和尚(小林薫さん)は「瀬名は母として妻としてその命を使い切った。母でもない妻でもないそなたは、何にその生命をかけるのじゃ」と、政次の残した碁石を渡します。

碁石を見つめるおとわ。「虎松(万千代)を使い、徳川に左様な世を目指していただくよう、持っていく」「何ひとつ使い所も無い命。ならば途方も無い夢にかけてみたとて、誰も何も言いますまい」と遠い空を眺めながら、決意を新たにします。

一方、岡崎衆の怒りは凄まじく、城を離れる者が絶えないと言います。兵を出そうとする本多忠勝(高嶋政宏さん)たちに、家康は「勝手に決めるなと申しておる!」と一喝して、部屋を去ります。

おとわは浜松城に、万千代を訪ねます。瀬名の置いていった紅入れを家康に渡して欲しいと伝えますが、万千代はとてもそんな様子ではないと言います。

万千代も「かような事は、いつまで繰り返されるのでしょうね」と、おとわと同じことを考えていました。おとわは「生き残ったものに出来るのは、せめてその志を宿すことだけじゃ」と答えます。

1人で碁盤に向かうけれど全く手の進まない家康。万千代はずかずかと部屋入り、いきなり碁石を払いとばし「もう一度やりましょう」と言います。家康は怒りを爆発させ「お前は何様のつもりじゃ」と碁石を投げつけます。

「わしはもう、誰の指図も受けぬ」という家康に、万千代は「負け戦になってしまったら、そもそもどこで間違えたか確かめよと、次に勝つために」と、幼いころに政次に教わった碁の教えを伝えます。おとわから預かった瀬名の紅入れを渡しながら「考えましょう、この先の徳川のために」と励ますと、家康は気を取り直し「まずは岡崎」と、岡崎衆を収める策を打ち出し、本多忠勝を使いに出しました。

次回、第47回は「決戦は高天神」、家康は妻と子を失った無念を晴らすために駿河を取り戻すことを決意します。

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高天神城の戦いは、武田滅亡の引き金になった戦いだと言われています。ドラマではどう描かれるのでしょうか?楽しみです。

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