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おんな城主 直虎 第41回「この玄関の片隅で」のあらすじとネタバレと感想。

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大河ドラマ「おんな城主 直虎」第41回「この玄関の片隅で」を観ました。

虎松(菅田将暉さん)は井伊万千代を名乗り、徳川家康(阿部サダヲさん)の住む浜松城で草履番として仕えます。

早く小姓になりたい万千代は、草履を滑らせて一瞬で持ち主の前に並べる技を身につけ、家康に「日の本一」だと言わしめました。

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今回のサブタイトルは「この玄関の片隅で」です。元ネタは「この世界の片隅に」ですね。同名の漫画が原作、2016年公開のアニメ映画です。戦時中の呉を舞台に、1人の女性の生き様を描きます。

前回の第40回「虎松の野望」を見逃した方は、是非こちらをどうぞ。

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それでは、第41回「この玄関の片隅で」のあらすじと感想です。

目次

新しい草履番「ノブ」

小姓に上がるための条件として、新しい草履番に自分と同じ技を会得させる万千代。紹介されたのは、同じ年頃の若者ではなく、壮年の鷹匠「ノブ」(六角精児さん)でした。

まずは、草履の棚の名前と位置を覚えてもらうことにします。「いつまでに覚えられるか聞いておるのだ」と厳しく指南する万千代。ノブは「へえ、3日で」と笑顔でゆったり答えます。呑気に見えて、食えない性格のようです。

一方、井伊谷では、中野直之(矢本悠馬さん)の弟・直久(冨田佳輔さん)を松下家の跡取りにしようと話し合います。奥山六左衛門(田中美央さん)は井伊谷に戻りたいと言います。近藤(橋本じゅんさん)はそれらを了承しました。

万千代のお供・小野満福(井之脇海さん)は、ノブを見て気色ばむ人がいることに気づきます。そして本多忠勝(高嶋政宏さん)がノブを見つけると「お主何故ここにおる!」と怒鳴り、尋常な様子ではありません。

万千代が榊原康政(尾美としのりさん)に事情を聞くと「あやつは三河一向一揆で殿に刃を向け、挙句の果てに他国に逃げたものじゃ」「本多正信という一族の者で、本多からすれば切って捨てたいような身内の恥なのじゃ」と、ノブの素性を説明してくれました。

ノブが厄介者だと知ると、万千代は「もしや殿はあそこを掃き溜めにするおつもりなのでは」と、思わず本音が。榊原は「それは殿を蔑む言葉と取れるが」と返し、失言を咎めます。

ノブに「お主にはなんとしてもモノになってもらう」と、食ってかかる万千代。常に目を見開いて、前のめりな姿勢は、領主になったばかりの直虎と少し似ています。

ノブ流、草履出し

武田勝頼(奥野瑛太さん)が当主となった武田軍が、遠州に攻めてきました。勢いは圧倒的で、あっという間に長篠城を囲まれます。

井伊谷では、奥山六左衛門こと六左が落ち込んでいました。おとわが理由を聞くと、近藤と折り合いが悪いとのこと。武張った近藤から見ると、のんびりした六左の一挙手一投足が気に食わないようです。おとわはいっそ武家をやめるよう勧めますが、六左は「実は某、一度でいいから武功というものを立ててみたくございまして」と、照れながら教えてくれました。そのため、ここで頑張るのだと言います。

ノブは人が出てくる前に、草履を並べてしまいました。「間違っていたらどうするのか」と万千代が言いますが、驚いたことに出したどおりの順番で人が出て来ます。

ノブ流の草履出しだと、誰かがいつも通りに来ていないとすぐに分かります。大久保忠世に聞くと、織田に丸太を3000本送るよう、家康に無理難題を出されたのだそう。万千代はこの件で役に立てば、草履番から抜け出せるのではと、色めき立ちます。

万千代、初陣に?

万千代は鼻緒に細工をし、家康と話をする機会を作りました。井伊谷は以前に材木の商いをしており、手練の技が受け継がれている、材木の手配を任せて欲しいと申し出ます。「で、そなたの望みは」と切り返す家康。「初陣を飾らせていただければ」と願い出ると、家康は呆れながらも了承しました。

龍潭寺に万千代から材木を都合するようにと手紙が届きます。おとわは「虎松が武家としての出世を考えているなら」と、動くことに。そして、今は商人となった瀬戸方久(ムロツヨシさん)に、なにやら頼み事をします。

おとわの思い

方久は家康の元を訪ね、美しい刺繍を差し出しながらおとわからの文を渡します。文は「井伊谷は近藤のもの。それを自分の物のように言う万千代は、まだまだ未熟者。甘やかしては為にならない。改めて近藤に材木の依頼をしてほしい」という内容でした。方久は「先代にとって大事なのはもはや井伊の家ではなく、民にとって安住の地であることだけなのでございます」と、おとわの思いを伝えます。

近藤の元に、家康から沙汰がきました。近藤が木の切り出しに詳しい人物はいないかと、おとわに聞くと、すでに居りますと返答。それは六左でした。戦では役に立たないけれど、これなら役に立てると張り切って、切り出しの指揮をとります。

一方、万千代の初陣の約束は無くなってしまいました。万千代は、「本多は13で初陣、自分はもう15だ」と抗議しますが、家康は「わたしは17だった」と返しました。万千代はおとわを恨み「殺す!」とまた寝床で大暴れ、それを満福が押さえ込みます。

次回は「長篠に立てる柵」です。

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武田軍と対峙するため、長篠に向かった徳川軍。万千代は浜松で留守を預かりますが、井伊谷の中野直之と六左が出陣するようです。久しぶりのこのコンビ、どんな活躍をするのか楽しみですね。

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