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多肉植物の育て方のコツ!トラブル発生時の対応。

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多肉植物はインテリアのひとつとして、お部屋に置かれることも多い植物です。

植物を育てた経験のない方でも、お手入れはほとんど必要ないので、育てやすい点でもおすすめです。

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そんな多肉植物の育て方のコツ、トラブルについて紹介していきたいと思います。

目次

水やり

多肉植物は水やりを忘れていても急激に枯れるということも少ないです。

そのため、初心者でも育てやすいというところが魅力の一つです。

しかし、水やりで気をつけなくてはいけないことがあります。

水やりには次のポイントがあります。

サインを見逃さない

「葉っぱにハリ、ツヤ、ぷっくり感がない」、「葉っぱにしわが出てきた」、「鉢を持ち上げると軽い」がサインです。

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以上の3つのサインを見逃さないことです。

真夏の水やりは、なるべく涼しい日の夕方にしましょう。

朝にやると、日中の高温で土の中でお湯になってしまい、多肉植物がダメージを受けてしまうからです。

逆に、真冬はなるべく暖かい日の朝にやるようにしましょう。

夜だと水が凍ってしまい、ダメージを受けてしまうからです。

季節ごとの水やり

多肉植物には、夏型、冬型、春夏型の種類があります。

夏型は、3月~11月が生長期で、12月~2月が休眠期です。

冬型は、9~5月が生長期で、6~8月が休眠期です。

春秋型は、3~6月と9~11月が生長期、7~8月と12~2月が休眠期です。

水やりは、生長期にはたっぷりと与えましょう。

土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげます。

休眠期には、水やりは控えめにします。

様子を見て月に数回、葉水(霧吹きなどで葉っぱに水をかけること)程度で大丈夫です。

水を与えることによって、鉢の底から水と一緒に土の中の老廃物とガスが流れ出ます。

そして土の中に新しい空気が入ってきます。

なので、水を与えるときは鉢の底から水が流れ出るくらいたくさん与えることがポイントです。

植え替え

買ってきた多肉植物をそのまま育てることももちろん良いですが、自分好みに植え替えることもできます。

植え替える際に準備するものを紹介します。

鉢選び

水はけが悪い状態だと、根腐れを起こしたり、蒸れでだめになってしまうことが多くあります。

鉢の底に穴が開いているものだと、水の管理がしやすく穴から根に酸素を取り込むことができるという利点があります。

そのため、鉢底に穴が開いている鉢を選ぶことをおすすめします。

土選び

多肉植物は水はけの良い土を好みます。

赤玉土や川砂を土に混ぜると良いです。

市販で売っている「多肉植物用の土」などを使うのがおすすめです。

植え替えをしたら、水やりに注意しながら育てましょう。

寄せ植えなどアレンジを楽しむのもおすすめです。

多肉植物のトラブル

育てやすいと言われる多肉植物でも、トラブルはあります。

どんなトラブルがあるのか、またその時の対処法を紹介します。

徒長

ひょろひょろと伸びて株全体がだらしなくなってしまった状態を徒長と言います。

徒長は、日当たりが悪い、水のあげすぎ、風通しが悪いといった原因があります。

しばらくは水をあげないで日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。

夏場はある程度徒長するのは仕方がなく、気温が下がるようになると多少改善されます。

また、思い切って伸びた部分をカットすると、新しい芽を出すことができます。

根腐れ

多肉植物が枯れてしまう原因の一つに根腐れがあります。

根腐れを起こすと、葉に異常が現れます。

葉がしなしなになってしなびてきます。

また、葉の根元が黒くなったり、紅葉したように変色する場合があります。

多肉植物が根腐れする一番の原因は、水のあげすぎです。

多肉植物は水を蓄える性質を持っているので、頻繁に水をあげる必要はありません。

毎日のように水をあげたり、小さな鉢の中で根が絡まりあったりすると、根腐れを起こしやすくなります。

根腐れを起こしてしまったら、多肉植物を鉢から引き抜き根を観察します。

根が黒く変色しているところを切り落とします。

腐った葉や茎も取り除きます。

多肉植物は強いので、残った部分が少なくなってもそこから再生します。

多肉植物の生命力の強さはすごいですね。

根腐れを防ぐためには、水をやりすぎない、大きく育ってきたら大きな鉢に植え替えることが重要です。

最後に

いかがでしたでしょうか?

多肉植物は、水やりに注意すれば簡単に育てることができるとても手軽な植物です。

トラブルを起こしてしまった場合も、残った部分から再生する生命力の強さを持っています。

種類によって多少育て方は異なりますが、水やりは控えめでよいという何とも手のかからない多肉植物。

生命力の強さに驚かされ、可愛らしい姿に癒されること間違いなしです。

みなさんも、ぜひ多肉植物のある生活を楽しんでみてください。

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