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危険!熱中症で死亡者も?!熱中症の予防と対処方法。

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毎年、暑くなるとよく耳にする「熱中症」ですが、他人事と思ってはいませんか?

ここ数年では熱中症による死亡者が、年間1000人もいるとされています。

熱中症になりやすいのは、体力の少ない幼児やお年寄りと言われていますが、若い方でも注意は必要です。

そこで、何を注意して生活するべきなのか、また、熱中症になってしまった場合、どうしたらいいのか「熱中症の予防と対処方法」をご紹介したいとおもます。

目次

熱中症の原因と症状

まず、なぜ熱中症になるのか、その原因と熱中症の症状を知りましょう。

私たち人間の身体は暑い時、汗を出し体温を下げ、それによって体温が一定に保たれています。これは、身体に体温調節機能を備えているからです。

しかし、長時間にわたり、高温の場所にいると、この機能がうまく働かなくなります。

また、大量の汗をかくことで体内の水分と塩分のバランスが崩れ、めまいや頭痛・けいれん・吐き気・意識障害などが起こります。

これらの症状をまとめて、「熱中症」といいます。

熱中症にならないために

予防法その1:水分と塩分を摂る

「熱中症にならないために、水分を多く摂りましょう」と、よく言いますが、ただ水分を摂るだけでは予防にはなりません。

汗には塩分も含まれます。汗で流れ出てしまった、塩分(ミネラル)も一緒に摂ることが重要になります。

ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツ飲料は糖分も多く含まれるため、薄めて飲むことをお勧めします。

また、お茶やお水と一緒に、岩塩(ミネラルを含む塩)をひと舐めするだけでも予防になります。

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最近では塩飴や塩分の入ったタブレットなども販売されていますので、こちらを食べるのも良いでしょう。

予防法その2:体温調節のお手伝いをしてあげましょう

外に限らず暑い場所に行く時には、首を冷やすなどして、体温調節の手助けをしてあげましょう。

また、定期的に涼しい場所で休憩し、体に熱がこもらないようにしてあげましょう。

室内の場合で、エアコンがある環境であれば、我慢せずエアコンをつけてください。

ただし、設定温度が低すぎると熱中症になりやすい体質にしてしまうので、気を付けましょう。

予防法その3:食事で免疫力を高める

予防法その1,2では暑い場所にいる時の予防法でしたが、普段から食事に気をつけることで、熱中症になりにくい身体作りをしましょう。

熱中症予防に良いとされる栄養素は、カリウムやナトリウムなどのミネラル・ビタミンB1・ビタミンC・クエン酸などです。

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ミネラルは海藻類に多く含まれていますし、料理の際に使う塩を、岩塩に変えることでもミネラルを摂取することができます。

ビタミンB1は、豚肉や大豆製品に多く含まれています。

ビタミンCは緑黄色野菜に多く含まれていますが、熱に弱いので生で食べることをお勧めします。

クエン酸は梅干しやレモンなどの酸味の強いものに多く含まれています。

熱中症になってしまったら

どんなに気をつけていても、熱中症になるときはなります。

そんな時、早期対応が重要です。あれ?と思ったら無理せず、すぐに対処をしてください!

対処方1:涼しい場所へ

めまいや頭痛・吐き気などの症状が出た場合、すぐに木陰や可能であればエアコンの効いた涼しい場所に移動しましょう。

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対処方2:身体を冷やす

着ている衣類を緩め、首や脇、脚の付け根(太ももの内側)など太い動脈が通っている部分を冷やしてあげましょう。

対処方3:水分を補給する

水分と言っても、ただの水を飲むと体内の塩分濃度が低くなり、痙攣などが起こる可能性があります。

スポーツドリンクなど、塩分を含むもので水分を補給しましょう。

※ただし、反応が鈍いなど意識障害がある場合や、嘔吐して水分が摂れないなど症状がひどい場合は、すぐに救急車を呼んでください。

最後に

熱中症は、高温の場所にいる時になることが多いですが、時間差で症状が出ることもあります。

日中、暑い所にいた時は大丈夫だったのに、夜になって体のだるさや吐き気・嘔吐、発熱などの症状が出るといった場合です。

自分は大丈夫などと油断せず、普段から熱中症に対する意識を高めた生活ができるといいですね。

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