立ちっぱなしや座りっぱなしで、夕方には脚がパンパン!ということはないでしょうか?
脚のむくみは、体内の巡りが悪く老廃物が体の下のほうに溜まってしまうために、起こってしまいます。
ふくらはぎ付近の静脈を通る血液を、体の上のほうに戻すことを「ミルキング・アクション」といいますが、ふくらはぎの筋肉が緩いと戻すための力が出ず、かといって筋肉が硬すぎると、しなやかな動きができず、どちらも巡りがいい状態とはいえないようです。
適度な筋肉をつけ、同じ姿勢が続かないような生活ができるといいのですが、仕事中はそうもいかない人が多いと思います。
むくみを翌日に持ち越さないよう、1日の終わりにはしっかりケアをしてあげましょう。
今回は、簡単にむくみをとることができる、グッズを紹介します。
脚を高くして寝るための脚まくら
寝転んでいると、体は水平を保って入られますが、寝る前に脚をマッサージしたとしても翌朝スッキリ!とはいかないことでしょう。
普通に体の巡りがよくなっても、下半身に老廃物は溜まったままになっています。
溜まった老廃物の巡りを良くするために脚を高くして寝ると、寝ている間に元の状態に戻してくれます。
すべり台のような状態だと、イメージするとわかりやすいと思います。
脚の形にフィットする低反発のものや、寝返りをうっても脚が高いままでいられる脚にはめるタイプのものもありますが、抱き枕や重ねた座布団などもおすすめです。
両脚ともに高く上げすぎると腰に負担がかかってしまうので、適度な高さにするか片脚ずつにしましょう。
着圧ソックスをはく
適度な締め付けが気持ちいい着圧ソックスやタイツは、仕事中や外出時にもOKなおしゃれなタイプや、家でリラックスしながらはけるオープントゥタイプなどいろいろあります。
脚の場所によって締め付け感が違い、快適に過ごせるので愛用している人も多いのではないでしょうか?
私も「これじゃないとスッキリしない!」という着圧ソックスに出会ってしまいました。
1足約5,000円という最初はびっくりな金額でしたが、なんと2年間ほぼ毎日はいても締め付けが弱くなることなく穴が空きそうなところもありません。
1年間に数回ドラッグストアで買い替えるのと変わらないんじゃないかと思い、お得な買い物ができたと思っています。
化学繊維でできている着圧ソックスは、人によっては足の指と指の間が蒸れて気持ちが悪いこともあるでしょう。
私も足の蒸れは悩みの種でしたが、この着圧ソックスをはくと蒸れとは無縁になりました。
蒸れない、破れない、むくまない、さらに抗菌作用もあり、夜脱いでサッと手洗いして夜の間干しても、翌日またはけるので、もう手放せません。
一時的な改善ではなく根本からむくみをなくしたいときはサプリがおすすめ
ふくらはぎの筋肉のしなやかさが大切ということについては前述の通りですが、体の巡りを良くする方法はほかにもあります。
それは、サプリで体質を改善することです。
血流が悪く下半身が冷えるなど、むくみ以外にも巡りの悪さからくる症状があるようなら試してみる価値があります。
などが、むくみ改善のためのサプリとして有名です。
とうもろこしのひげや、明日葉の茎を切ると出てくるカルコンという成分や、赤ぶどうの葉に含まれているポリフェノールが、巡りを良くする効果があるといわれています。
簡単に摂取できるものではないと思うので、飲みやすくなっているサプリは手軽に始められる体質改善として適しています。
また、体に水分を溜め込まないよう、塩分を摂りすぎないことも大切です。
塩分排出に一役買ってくれる、カリウムを摂取することも忘れないようにしましょう。
最後に
いかがでしたか?
体調が悪くなくても、体がず~んと重いと、1日のやる気が違ってきてしまうことでしょう。
翌朝スッキリと目覚めて、軽い体で1日をスタートできるよう、できることから始めてみませんか?
余分なものは溜め込まない、スッキリ脚美人を目指しましょう。