花粉症の人にとってはつらい季節が近づいてきました。
私の母も花粉症で、毎年春にはくしゃみや鼻水が酷くなり、つらそうにしています。しかし、花粉症は早めに対策と、ちょっとした生活習慣の変化で症状を軽減することが可能です。
春はお花見やピクニックなど、楽しいイベントが盛り沢山です。イベントを楽しむためにも、今から花粉症対策をしておきましょう。
どのような対策があるのか、具体的にご紹介します。
外出後はすぐにお風呂に入る
外を歩いていると、たくさんの花粉が身体に付着します。
花粉症の人は玄関先で服をはたく程度のことはやっているかもしれませんが、できればそれだけではなく、お風呂にも入ってください。
お風呂に入ると花粉を洗い流すことができるだけではなく、血流を良くしたり湯気を吸いこんだりすることで、鼻づまりも一時的にではありますが解消することができます。
ただし、42℃以上のお湯に浸かってはいけません。熱いお湯に浸かるとヒスタミンというかゆみを引き起こす物質が分泌され、花粉症が悪化する恐れがあります。
メガネやゴーグルを装着する
メガネやゴーグルなどで、花粉が目に入らないようにすることも大切です。
特にゴーグルは効果が高いです。
コンタクトは結膜炎を悪化させたり花粉が付着したりするため、できるだけ避けましょう。どうしても使用したい場合は、使い捨てレンズにするのがおすすめです。
マスクは使い捨て
花粉症に悩んでいる人は、当然マスクを使用していると思いますが、何度も繰り返して使えるようなマスクはNGです。
マスクにも花粉は付着しているので、使い捨てのマスクを使用しましょう。
花粉症に効くお茶
個人差はありますが、花粉症に効くお茶というのも存在します。
例えば、グァバ茶、甜茶(てんちゃ)などです。
グァバ茶の葉にはビタミンB群やタンニン、果実にはビタミンCカルシウムやカリウム、鉄分などがたくさん含まれているため、花粉症の予防や治療に効果的だと考えられています。
甜茶は中国のお茶で、「甜」には「甘い」という意味があります。甜茶に含まれる成分は、花粉症の鼻水やくしゃみを引き起こすヒスタミンの分泌を抑える働きをします。
最後に
花粉症対策について説明しました。
これらの対策を実行すれば、今までよりも症状がだいぶ和らぐのではないかと思います。しかし、あまりに症状が酷い場合は、自分では対処しきれないこともあります。
あまり我慢をしすぎず、病院に行くことも大切です。
病院に行けば、点鼻薬や内服薬など、自分に合った方法で対処してくれるでしょう。