犬を飼うと、これから家族同然に暮らしていくために、しつけをしなくてはいけません。
甘噛み、トイレのしつけ、無駄吠えなど悩むこともあると思います。
愛犬との上下関係を確立させることや甘やかしてしまい、飼い主の言うことを聞かない愛犬になってしまった。そんな悩みを持つ人へ、犬のしつけで大切なことをまとめました。
犬との信頼関係の確立の仕方
犬のしつけに関する本は、たくさんあります。
いろんなことが書かれており、方法論も多数ありますが、言っていることも微妙に違ったりします。
大切なことは、力づくで教えることではなく、根気よく何度も繰り返して接することです。
主従関係
犬は祖先が狼なので、上下関係のはっきりした群れ社会にいることで、精神的に安定すると言われています。
そのため、犬のリーダーにならなければいけないと思い、ついつい上下関係の強要をしがちです。
しかし、露骨なしつけは、犬を怯えさせてしまいます。
私も、過去に上下関係にこだわり、犬を怯えさせた挙句、手をかまれたことがあります。
犬が求めるリーダー
犬のリーダーとして、信頼されなければなりません。犬が求めるリーダーはどんな人でしょうか?
- 力がある人
- 頼りになる人
- 優しい人
- 何事にも一環した態度をとる人
子育てと同じように感じます。
犬のしつけの基本とは?その重要なポイントは?
褒めてあげること
私たち人間でも、自分がした行動で褒められると、うれしくなります。
子供は特に、「手伝いをして褒められた」などの経験から、同じことをすると、うれしいことがおこると学習します。
このしつけの方法を基本とします。
褒める時は、「いい子」と声のかけ方を統一します。
「いい子」=「褒められる」というように、犬は行動の結果が快であれば、その行動が強まっていきます。
罰を与えるなら「無視」をすること
犬と人間の上下関係にこだわり、大きな声で叱り体罰を与えると、返って怯えてしまいます。
また、大きな声をあげることで、かまってもらえたと勘違いする場合もあります。
その結果、何度もいたずらをして飼い主の気を引こうとしてしまうことがあります。
本当に、愛犬にやめさせたい行動があるなら、「無視」をすることが一番です。
また、叱る時は、現行犯でなくてはいけません。
最後に
犬のしつけは、難しいようで単純なことではないでしょうか?
人間の子育てのように愛情を持って育てる=飼うことが重要です。
また、愛犬が犬や人間社会で生活できるように、きびしく育てることも必要なのだと感じます。
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