あなたは、野菜の中で春菊は好きですか?
春菊は独特の香りと苦みに特徴がある為、好きな人と嫌いな人がはっきりしています。
お子さんは苦手な人が多いですが、年齢を重ねると好きになってくる人も多そうです。
春菊は栄養が豊富で、効能も様々なものがあります。
春菊の美味しい選び方や、どのような栄養や効能があるのかまとめてみました。
春菊の美味しい選び方は?
春菊を食べるならやはり美味しい春菊を選ぶと、より食事が美味しくなります。
どのような春菊が美味しいのか、選ぶときに重要で知っておくと便利なので見てみます。
葉の色
春菊は葉に鮮度があるものが良く、ピンと張っていて緑色が鮮やかなものは新鮮です。
全体的に葉が黄色くなっているものは、古くなって鮮度が落ちてくるので選ばないようにします。
葉
春菊の葉は根元まで付いているものや葉全体がみずみずしく張りがあって肉厚なもの、葉先までシャッキとしてふんわりとボリュームのあるものを選びます。
ただ選ぶときに、しなびているものは選ばないほうが良さそうです。
葉のギザギザしている部分も美味しい春菊の選び方の一つで、葉のギザギザが浅いのを選びます。葉が広いタイプは苦みや香りが穏やかで、切れ込みが深いものは春菊独特の風味が強いので選ぶときは気を付けます。
茎
春菊は茎の太さをチェックして茎が太過ぎず・細い方が柔らかく、茎の下方まで葉が付いているものを選びます。茎がしっかりしているのは、みずみずしさがあるので新鮮です。
また茎の切り口の断面も鮮度を見極める目安になるので、よく見て購入します。
香り
春菊は独特な香りが特徴ですが、香りが強いほど新鮮な証拠なので香りが「しっかりと強いもの」を選ぶと良さそうです。
しかし香りが強い春菊が、苦手なお子さんもいます。お子さんがいるご家庭は大人なら香りが強いもので、お子さんは香りがあまり強くないものを選びます。
春菊にはどのような栄養がある?
春菊を食べるけど、どのような栄養があるか知らないという人もいます。
もちろん栄養など、しっかりと考えて知ったうえで料理して食べている人も多数います。
美味しい春菊を食べるなら、どのような栄養があるか知りたいと考える人も多そうです。
どのような栄養があるのか、気になるので見てみます。
β-カロテン
β-カロテンは春菊に豊富に含まれていて、体内でビタミンAに変わり抗酸化作用により活性酵素の働きを抑制します。皮膚や粘膜を丈夫にして、抵抗力を高める働きがあります。
ビタミンC
軟骨や毛細血管や皮膚の状態を健康的に維持する為、コラーゲンを作る為にはビタミンCは必要不可欠です。しかし不足すると、血管がもろくなり出血につながる恐れがあります。
カルシウム
骨を形成するので慢性的に不足すると骨の量が減少して、骨を丈夫にして長生きする為にも春菊を食べると良さそうです。
カリウム
カリウムはミネラルの一種で、細胞の浸透圧の調整などします。塩分の排出を促す作用がある為、塩分の取り過ぎが気になる人は意識して摂取することをオススメします。
鉄
鉄の殆どは赤血球のヘモグロビンに存在している為、不足すると全身への酸素の運搬が滞ります。妊娠中の人や授乳中の人は、沢山の鉄が必要なので不足しないように積極的に食べると良さそうです。
春菊にはどのような効能がある?
春菊を食べるときに、効能を考えながら食べる人は少なそうです。
しかしどのような効能があるか分かると、料理する人は自分や一緒に住んでいるご家族の健康を考えます。
どのような効能があるのか、見てみます。
高血圧予防
春菊は独特な香りを放つ成分の「リモネン」が、血圧にとても効果的な成分です。独特な香りが苦手という人も多数いますが、その反面血圧には良さそうです。
ご家庭では体の為にも沢山食べると良いので、主婦や料理する人はレシピを考えるのが楽しみだったり・大変だったりします。
生活習慣病予防
春菊は体の酸化を防げるので、細胞だけでなく血中コレステロールの酸化も防げます。
コレステロール値を低下させ血栓を予防する為、動脈硬化や生活習慣病などの予防効果に期待できます。
風邪予防
春菊は昔から「食べる風邪薬」と呼ばれる位に、免疫力を高める効果があります。
風邪を引きやすい人は、粘膜や皮膚などの免疫機能の健康維持が必要です。
便秘予防
春菊は、腸内環境を改善する食物繊維が含まれているので便秘予防や改善に役立ちます。
また食物繊維は腸内細菌のエサとなる為、腸内環境を整えて花粉症などのアレルギー反応を抑えてくれると期待されています。
花粉症の人や便秘が気になる女性は、好きな人はもちろん苦手な人でも一度食べてみることをオススメします。
骨予防
骨を丈夫にする働きがあるので骨粗しょう症予防効果があり、女性や年配の人には必要不可欠です。また骨折予防効果もあるので、お子さんの発育にも重要です。
主婦の人は、お子さんに春菊を食べさせるようにすると良さそうです。
最後に
春菊の美味しい選び方や、どのような栄養や効能があるか分かりました。
春菊は新鮮なものを選びますが、どのようなものが新鮮なのかはっきり分かっていると購入するときに美味しい春菊を選べます。
春菊は苦みや独特の香りが強いので、食べる回数も他の食材に比べると少なそうです。
しかし栄養や効能が分かっていると、食べてみようと考える人も増えてきます。
大人の人など苦手な人や「食べず嫌い」で食べたことが無い人・苦手なお子さんも、この機会に挑戦するのもオススメです。美味しい春菊を食べると、気持ちが変わります。
料理する人は、食べてもらえるように腕の見せ所なので皆で食べられるようにすると良さそうです。
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