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夏の子供の体調管理。感染症に気をつけて早めの対処。

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夏はプールや海水浴など、子ども達の大好きな遊びが沢山待っている季節ですね。

でも実は、元気に遊び回っている子どもも、暑さで体力を奪われ、疲れが溜まりやすい季節でもあります。

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疲れて免疫力が下がると、感染症にもかかりやすくなるので、しっかり体調管理していきましょう。

目次

子どもの夏の体調管理

生活リズムを決めよう

幼稚園や小学校に通っているお子さんは、既に決まった生活リズムがあります。

それと同じように、登園・登校時間に外遊びで身体を使い、暑さのピークとなる日中は室内で静かに過ごすと、疲れが溜まりにくくなります。

未就園のお子さんも同様に、比較的涼しい午前中のうちに外遊びをして身体を使うと、お昼寝もスムーズにできます。

着替えをしよう

赤ちゃんから学童期までの子どもは、皮膚のバリア機能がまだ安定してないので、夏場は特に、汗疹や湿疹になりやすい時期でもあります。

汗をかいたら、細目にシャワーを浴びて清潔にしたり、着替えをしたりすることで予防できます。

また、汗をかいたまま涼しいエアコンの部屋に入ると、気温差で体調を崩すこともあるので、外出の際は着替えを用意しましょう。

食事をしっかりとろう

暑さで食欲が落ちてしまうこともありますが、いつものメニューにちょっとプラスしてしっかり栄養補給しましょう。

  1. カレー粉など香辛料を使うと食欲もアップ!
  2. トウモロコシ、キュウリ、トマト、冬瓜などの夏野菜で栄養アップ!
  3. 温かいスープや麺類で胃腸の調子を整えよう!

夏に流行やすい感染症

プールや水遊びで感染症が広がりやすい時期でもあります。

流行しやすい感染症をチェックして、慌てず早目の対処をしましょう。

手足口病

かかりやすい年代:2~3歳

症状:38~39℃の熱や、手のひら・足・口の粘膜に小さな水疱が出来る。

プール熱(咽頭結膜熱)

かかりやすい年代:1~5歳

症状:発熱、咽頭痛、扁桃腺の腫れ、目やに

ヘルパンギーナ

かかりやすい年代:0~4歳

症状:発熱、上あごの奥に周囲が赤くなった水疱

対処法

この3つの感染症には、治療薬はありません。痛みには鎮痛剤、目やにに点眼薬が処方されることはありますが、風邪と同じように安静にする事で回復します。

口の中や喉に痛みがある場合が多いので、刺激の少ないプリンやゼリー、噛まずに飲み込めるもので栄養補給をし、脱水症状にならないよう細めに水分補給をしましょう。

予防法

手足口病は飛沫感染、プール熱とヘルパンギーナは飛沫感染と接触感染です。手洗いや消毒をきちんと行い、マスクで予防をしましょう。

流行性角結膜炎(はやり目)

かかりやすい年代:1~5歳

症状:結膜のむくみ、充血。瞼の むくみ。(さらさらとした)目やに、涙

対処法

はやり目にも治療薬はありません。目やになどの症状を緩和するために点眼薬が処方されることがあります。

予防法

はやり目は接触感染ですので、同じタオルを使用しないようにしましょう。

子どもだけではなく、大人も要注意!

子どものことを考えて、お母さんは自分のことを後回しにしがちですが、そうすると夏の終わりに溜まった疲れで体調を崩してしまうこともあります。

そうならないように、大人も体調管理に気を付けましょう。

お昼寝をしよう!

お昼寝は、子どもだけでなく大人にもおすすめです。

熱帯夜が続くと熟睡するのも難しいので、1日15分でも昼寝をして、体力を回復しましょう。

夏バテ防止の食事にクエン酸を摂ろう!

手軽に摂れるのは、黒酢やフルーツビネガーのジュースです。クエン酸には疲労回復効果がありますし、喉も潤います。

お風呂に入ろう!

冷たい食べ物やエアコンの影響で、夏の身体は意外と冷えています。お風呂で身体を温めることで、より深い眠りにつくことができ、免疫力もUPします。

最後に

楽しい夏を過ごすためには、元気が一番ですよね。

「疲れたな」と感じたら、無理はせずしっかり休んで体調を整え、楽しい夏の思い出を沢山作りましょう。

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