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マツコの知らない世界「豆腐の世界」のネタバレと感想とまとめ。

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2018年3月13日に放送された「マツコの知らない世界」を見ました。

今回は、「豆腐の世界」と「ペルシャ絨毯の世界」の2本立てでした。

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その中から、「豆腐の世界」について、まとめてみました。

「ペルシャ絨毯の世界」は、こちらをご覧下さい。

目次

出演者・オープニング

出演者は、マツコ・デラックスさん。そして、年間1000食豆腐を食べる女性、工藤詩織さんです。

工藤さんは、ここ数年、テレビ番組で豆腐を特集するコーナーに、ちょこちょこ出演していたそうですが、最近はオファーを断っていると言います。その理由が、”テレビでは本音をしゃべらせてくれないから”です。

本当は、豆腐そのものの本質について、話したいのに、スタッフに言われるのは、毎回「白い豆腐ばかりじゃつまらないから、変わりダネ豆腐を出して」という言葉でした。工藤さんは、これを言われる度に、ショックを受けてきたのです。

今回は、マツコの知らない世界を信じて、工藤さんがテレビで言いたかったこと、「豆腐は米、パンに次ぐ第3の主食」という主張を、高らかに叫んでいました

今豆腐が、ご飯やパンの代わりに、主食になると、注目されています。大手ラーメン店の一風堂は、麺の代わりに豆腐!牛丼チェーンのすき家では、ご飯の代わりに豆腐!そのヘルシーさと美味しさで、大ヒットを記録しているのです。

今回は、豆腐マイスターとして、活動しながら、農家で本気で大豆作りをするマニアが、変わりダネではない、絶品豆腐から、スーパーで買える、美味しすぎる豆腐までをご紹介!

さらに、豆腐に人生を捧げた女性が、涙…。一体何があったのでしょうか!?

まずは、工藤さんのプロフィール紹介からです。群馬県出身の27歳で、職業は農家と豆腐マイスター。

2000年に、ご飯やパンを食べるのが限界になり、豆腐を主食に切り替えました。小学生の頃から、ご飯やパンの味が苦手になり、豆腐が主食になってしまったという、ある意味すごい偏食です。

2013年には、「豆腐マイスター」を最年少で取得し、豆腐啓蒙活動のために、通っていた大学院を中退しました。もったいない!

豆腐マイスターの時は、豆腐を使った料理教室や、イベントなどを行っているそうです。

現在は月に10日ほど山梨の農家で、大豆作りをしています。豆腐を知るには、大豆を知らなくてはと、大豆作りをしたり、子供たちと大豆から豆腐作りをしたりと、活動しています。

今回、そんな工藤さんの衝撃の豆腐ライフに、番組が密着しました。

工藤さんが住んでいるのは、東京都三鷹市。訪ねると、ちょうど朝食を作っているところということで、お邪魔させてもらいました。年間1000食食べるという、工藤さんの朝食とは?

この日のメニューは、油揚げの味噌汁、納豆とこれだけでも、大豆製品が2品。そして、冷蔵庫の中身はもちろん…上段に味噌、2段目に豆腐が10丁ほどストックされていました。日持ちがあまりしないので、この量だそうですが、これでも充分ですよね。

この日、工藤さんがいただくのは、東京都東中野にある、小野田豆腐店で販売される、『茨城在来よせ』。もっちりとした食感と、味の濃さが特徴です。

そして、もう1つが、2016年に開催された、第2回全国豆腐品評会で銀賞に輝いた、群馬県桐生市にある豆腐工房 味華の『幻の極上 木綿豆腐』です。どちらも、マニアが選んだ1級品で、お皿に盛って、朝食の完成です。

主食の寄せ豆腐を食べてから、おかずの木綿豆腐を食べ、また主食の寄せ豆腐を食べ…と、見ている人からすると、ただ豆腐を食べているだけの風景でした。そして、実はもう朝起きてすでに、1丁食べていると言うから、本当に愛していることが分かります。

そして、この日の昼食は、大戸屋ごはん処へ。週に2回ほど通って食べている、豆腐マニア工藤さんも納得の、絶品豆腐が、『手造り豆腐』です。こちらは、おかずを単品で注文出来るので、おかずと豆腐をセットにして、毎回頼んでいると言います。こちらのお豆腐は、お豆腐専門店に、匹敵するほどの味だそうで、美味しそうに食べていた、工藤さんでした。味が気になります。

VTRを見て、マツコさんは、ご飯が好きだから、毎回主食が豆腐だとキツいけど、何食かに1回、こってりしたおかずの時なら、置き換えることが出来そうだと話しました。でも、朝食の時のように、「おかずが木綿豆腐となると、話が違う」と、豆腐マニアぶりに驚きました。

そして、その夜工藤さんが向かったのは、葛飾区にあるお豆腐屋さん、『気合い豆腐 埼玉屋』です。こちらで、豆腐やがんもどきを購入し、これが本日の夕食になるようなのですが…突然店主が店の奥に椅子をセッティングし始め、2人で飲み始めたのです。実は工藤さん、様々な豆腐屋さんと仲が良く、お店で豆腐を買って、その場でお酒を飲むことが、楽しみだと言います。

ちなみに、こちらで工藤さんが購入したのが、看板商品である『気合い豆腐 塩田』です。滋賀県産の大豆「玉誉れ」を使用した、濃厚な味わいが楽しめます。

テーマはいきなり、豆腐作りの話へ。専門用語が飛び交い、2時間に及ぶ、豆腐屋さんとの飲み会は終了しました。不思議な生活でしたね。

定番おかずにピッタリの主食豆腐

まずは、もぎ豆腐店の『ふわふわ』という寄せ豆腐。寄せ豆腐は、豆腐を作る工程の中で、型箱に入れる前のものです。

お醤油が付属していますが、まずはそのまま試食してみます。「すごい大豆の味が!」とビックリ。ふわふわの食感で、大豆そのものを味わえるそうです。

定番おかずは、お刺身という事で、一緒に食べてみましょう。お刺身の食感を邪魔せず、相性はぴったりだと、工藤さんは言いますが…ご飯と変わらないと言われると、反論していたマツコさんでした。

逆に硬い豆腐と一緒にして、お寿司っぽく食べてみようと、マツコさんが提案し、2人の後ろに並べられていた、豆腐の中から、工藤さんがチョイスしたのが、『五箇山 堅豆腐』です。富山産の大豆を使用し、硬く昔ながらの味だそうです。

マグロをのせて食べてみると、「やっぱりあなたが言ってる方が合う」と、ふわふわとお刺身の相性に、気付いていました。

工藤さんが、色々情報を語っている隙に、付属のお醤油をかけて食べると、「これが一番うまい」と話し、やはり普通がいいなと感じました。

続いて、紹介してくれたのは、太子食品工業の『北の大豆 箱入り娘 もめん』です。辛い味の中華にピッタリだと言います。

こちらの豆腐は、熱殺菌なし・水を入れないのに、日持ちが10日と、しているものより長めです。これは、太子食品工業の、技術の高さの賜物だそうです。

定番おかずには、麻婆茄子が用意されました。そりゃあ合うでしょうね。1口食べてみると、「麻婆豆腐よりはさっぱり」と、いい反応でした。水分が少ないため、タレなどが染み込みやすく、濃い味に合うのだそうです。

3つ目に紹介したのが、さとの雪の『こくとろ。』です。ハヤシライスなどの、洋食にピッタリと言いますが、本当でしょうか?という事で、ハヤシライスならぬ、ハヤシ豆腐を食べてみます。

このこくとろ。は、充填豆腐と言って、豆乳と凝固剤を1丁ずつ容器に入れて、加熱し、パックの中で完成させる豆腐です。独自の製法で、なめらかな食感と、コクを実現しています。パッケージにも、”とうふのポタージュ”や、”おとうふグラタン”を、提案していました。

ルーと合わせて食べてみると、「ご飯の代わりというのを、無視しても、料理として成立している」と、美味しさに納得していました。なめらかでクリーミーな味わいのため、ハヤシライスやグラタンなどの洋食に、持ってこいなんだそうです。「単体で食べていても、豆腐デザートのような甘さを感じた」と、マツコさんは話しました。

ここで、工藤さんは、豆腐はヘルシーで最高の健康食品!でも…”私がぽっちゃりしているのは豆腐を食べすぎているだけ!”と主張します。

豆腐特集でテレビに出た時などに、「豆腐食べてるのにぽっちゃりしてるな」と、ネットに書かれた経験がある工藤さんですが、それは、豆腐が好きで、食べすぎているからで、ダイエット目的で食べている訳では無いので、食べすぎれば太りますよ!という事を、皆さんに話しておきたかったのでした。「豆腐で太るぐらい好き」という事は、十分伝わって来ました。

毎日多くて5丁ほど豆腐を食べるそうですが、実は1丁はグラムの規定がないのです。沖縄の島豆腐は、1丁が1kg!普通にスーパーで売っているものが、大体300g程なので、そりゃあ太るわけです。

マツコに食べさせたい!究極の豆腐

なかなか、スーパーでは扱っていない豆腐を、紹介してくれるそうです。

1つ目は、大豆がまるごと入っている!湧水の里の『すごいとうふ』です。

豆腐を作る時に出る、おからの多くは廃棄され、社会問題になっている今、大豆をまるごと使っているのが、このすごいとうふです。

容器の中には、水の代わりに、北海道大豆で作った、豆乳を使用する、贅沢なひと品です。

「スプーンを入れた感じはチーズ」だと言い、お塩とよく合うそうで、甘い味をさらに引き立てます。

だんだん豆腐が、主食になってきたかと問われたマツコさんは、「まだまだ…」と言いつつ、「味的なものでいうと、ご飯のポジション」と、認めてきたようです。

続いて、紹介したのが、私の人生を変えた豆腐!はらから 蔵王すずしろの『はらからのもめん 袋とうふ800g』です。

こちらのお店は、宮城県にある、大豆製品の製造販売を行う、福祉施設です。

「これがなかったら、大学院を辞めていない」という工藤さんに、「罪深い豆腐…」とマツコさん。さらに、この豆腐を食べた時に「豆腐の仕事をして、広めないといけない」という衝動に駆られたと話しました。ある番組には、5年推し続けて、却下され続けたという、ある意味で幻の!?豆腐です。日の目を見られて良かったですね!

運ばれてきた豆腐は、すごい存在感で、上半分の400gが、パックからはみ出しています。水が抜けた上半分が、モッツァレラチーズ風で、下半分はみずみずしい食感が残っていると言います。

マツコさんが食べてみると、上半分は「硬いババロア」、下半分が「はんぺん」と、表現していました。

最後に、工藤さんは、今回のために、小さな豆腐屋さんがたくさんの豆腐を送って下さり、昭和30年くらいには、5万軒あった豆腐屋も、今では年間500軒なくなっているという現状も併せて、みんなに、もっと豆腐を食べて、豆腐屋さんを応援してもらえたら嬉しい、と熱く語りました。

後ろに並んだお豆腐たちも、順番にカメラに映り、工藤さんは感激して涙を流していました。最後までお豆腐愛に溢れた、今回の世界でした。

最後に

今や、たくさんの変わりダネ豆腐が出ていますが、シンプルなお豆腐にも、様々な特徴があり、味わいが違うことが分かって、食べ比べしてみたくなりました。

ダイエット目的でも、主食を豆腐にしてヘルシーにするのは、良さそうですね。

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