うなぎと言えば、夏バテ予防として土用の丑の日に食べると言うイメージが強いですよね。
我が家では、年にその1回位しか食卓には登場しないのですが…。
うなぎは高級感があり、我が家だけでなくてもシャケ等のように日常的に食卓に上らないので、どんな栄養があるのかなんて知らない人も多いですよね。
さて、ではうなぎにはどんな栄養や美容効果があるのでしょうか?
うなぎに含まれる栄養
うなぎには何と言ってもビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
中でもビタミンAは、身体を風邪やウイルスから守ってくれると言われています。
また粘膜を強化してくれる働きによって、風邪の他にも胃腸系の病気も寄せ付けないのです。
頭が良くなると有名なDHAは痴呆症予防に、コレステロールや中性脂肪を抑えてくれるEPAは脳梗塞や心筋梗塞予防に効果的なのです。
うなぎの美容効果は?
そんなスタミナたっぷりのうなぎなので、カロリーも高いんだろうなと思いますよね?
ところが、意外にうなぎは低カロリーの美容食なのです。
もちろんうなぎには脂質もたっぷりありますが、この脂質は肉類に含まれる飽和脂肪酸と違って、悪玉コレステロールの働きを抑えたりしてくれる不飽和脂肪酸なので全く心配ないですよ。
また、化粧品にも含まれているビタミンAのレチノールは新陳代謝を活発にし、キメの細かい美肌を作ってくれるのです。
そして、シワやタルミにも力を発揮してくれるという優れものなのです。
ビタミンB群はダイエット効果、ビタミンEは細胞の酸化を防いでくれるので、老化防止になります。
何といってもうなぎにはコラーゲンがたっぷり含まれているので、プルプルお肌が期待できますよ。
うなぎの美味しい食べ方と注意点
ほとんどの方は、スーパーで既に蒲焼になっているお惣菜を選ぶと思いますが、見た目を良くする為に、着色料や保存料がたくさん含まれているそうです。
そのままレンジでチンしても良いのですが、ここでひと手間を加えてみましょう。
温める前に、うなぎの表面を水で洗って下さい。
次に少量のお酒を振りかけて、レンジでチンしましょう。
臭みも取れるし、フワッ仕上がります。
食べる時に、付属のタレをかけていただきましょう。
または、フライパンや鍋で温めるのも良いでしょう。
その時に、うなぎがかぶるくらいの緑茶を入れると、カテキンパワーでふっくら仕上がりますよ。
また、注意して頂きたい事があります。
うなぎを食べる時には、生食は避けましょう。うなぎの血には、「イクチオヘモチキシン」という毒素が含まれていて、万が一口に入れると、呼吸困難や吐き気等の中毒症状が出てしまいます。
でも、この毒素は60度以上の熱で5分以上加熱すれば、熱で壊れてくれるので心配ありませんので、ご安心を。ただ頭には入れておいた方が良いですよね。
最後に
実を言うと…、私はあのヌルッとした細長いうなぎは、あまり得意な方ではないのです。
私のように見た目から苦手って人も多いのでは?
こんなにも美容効果が期待出来るのなら、早速食べてみましょうか。
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