オケラという名前は、有名な童謡の歌詞にも登場するので知っている人が多いことでしょう。
うちの庭でも何度か見掛けましたが、なんともユニークな姿をしています。
体の割に大きな腕が可愛らしく、私も飼育した事がありました。
私は少し観察して、また庭に逃がしましたが、中には長期間飼育を続けている人もいるそうです。
ここではオケラの特徴と、飼育するための道具やエサについてお話をします。
オケラって、どんな生き物なの?
オケラはコオロギの仲間で、地中で生活としています。
巣穴は、寝る穴とエサを探す穴で構成されています。
土を掘って暮らすため、まるでモグラのような前足をしています。
寿命は2~3年です。
一般的にオケラと呼ばれていますが、本当の名前は「ケラ」なんです。
体長は3~5cmで、全身に産毛が生えています。
この毛のお蔭で、土が体に付きにくいようになっています。
オケラには羽も付いています。
コオロギと同じように、音を出すことが出来るんです。
その音はとても大きく、「ジ――――――」という音がします。
土の中から鳴き声が聴こえたら、オケラが鳴いているのかも知れません。
残念な事に、近年オケラの数は世界的に減少してきているそうです。
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オケラの飼育に必要な道具は?
飼育ケース
プラスチックケースや、ガラスの水槽などで飼育すると良いでしょう。
大きめのケースなら、流木などを設置して自然を再現した空間を作るのも楽しいですよ。
脱走されないように、ケースには蓋をしましょう。
床材
オケラは地中で暮らすので、土を入れてあげましょう。
腐葉土や赤土、園芸用の土でOKです。
10cm以上の深さが必要です。
霧吹き
土が乾かないように、霧吹きで調節してあげましょう。
私は床材に水苔を混ぜて、保湿を高めていました。
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オケラのエサって、何?
オケラは何でも食べる、雑食性の生き物です。
植物の根、キャベツの芯、小動物用のエサ、昆虫ゼリーなど、色々与えてみましょう。
共食いをする可能性もあるので、複数飼育はおすすめ出来ません。
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最後に
モグラのような大きな前足が可愛い「オケラ」について、特徴と飼育方法をまとめました。
オケラを探す時は、鳴き声を頼りにすると良いでしょう。
ちなみにうちの庭では、池で泳いでいるところを何度か見かけました。
地上を飛んだリ走ったりもしますので、ヒョッコリ出会う可能性もあります。
もし飼育したいと思ったら、参考にしてみてくださいね。
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