日本では嫌われ者のゴキブリですが、ペットとして飼育されているってご存知でしょうか?
海外ではポピュラーなペットであり、カッコイイ姿や色が美しいゴキブリもいるんですよ。
日本にもヒメクロゴキブリという、美しい羽を持つ種類があります。
どうしても「汚い」と嫌煙されがちなゴキブリですが、清潔な環境で飼育していれば汚くありませんよ。
ここではペットとして飼育されているゴキブリと、飼育方法についてお話をします。
ゴキブリは、生きている化石!
ゴキブリは、昆虫綱ゴキブリ目に分類されている、シロアリ以外の総称です。
ゴキブリが地球に現れたのは、約3億年前の古生代石炭紀であると言われています。
そのため、一部では生きている化石と呼ばれているんですよ。
素晴らしい生命力と繁殖力を持ち合わせています。
海外では普通にペットとして飼育されており、日本でもゴキブリ品評会が開催されるなどしています。
それでは、海外で人気のある種類を紹介いたします。
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ヨロイモグラゴキブリ
とても重量感のある、ドッシリとした体が人気です。
8cm以上になることもあり、世界一重いゴキブリと言われています。
鎧を着ているようで、見た目がカッコイイです。
とても人気があるのですが、1万円以上する個体もあり高額です。
寿命は7~8年です。
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デスヘッド
体長5cmで、頭の形が特徴的です。
胸にドクロ模様があるので、ドクロゴキブリと呼ぶ人もいます。
あまり飛び回らないので、ゴキブリ初心者でも安心ですよ。
値段も、3000~4000円と手頃です。
寿命は1年くらいです。
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グリーンバナナローチ
なんと、エメラルドグリーンの美しいゴキブリが存在します!
世界一美しいゴキブリと言われ、女性にも人気です。
体長2cmで、とても可愛らしいですよ。
ただ、活発に飛ぶので、掃除中に逃げられないように気を付けましょう。
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ドミノローチ
こちらも女性に人気のゴキブリです。
まるでテントウムシのように、丸い体に白い模様が入っています。
普段目にするゴキブリとは、かけ離れた姿をしています。
体長2~3cmで、寿命は1~2年です。
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飼育のポイント
ゴキブリは丈夫ですが、それでもやはりきちんと飼育環境を整えなければ死んでしまいます。
フタ付きのプラケースを用意し、地中に住むタイプなら昆虫用マットや腐葉土を深めに入れます。
土が乾燥し過ぎないように、霧吹きで調整してあげてください。
また、ゴキブリは寒さが苦手です。
20~30℃をキープすると良いでしょう。
ただし乾燥が苦手な種類もあるので、自分が飼育する種類についてよく調べてくださいね。
雑食なので、エサは何でもOKです。
昆虫ゼリーは、栄養だけでなく水分も摂取出来るのでおすすめです。
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最後に
ペットとして人気のゴキブリの種類と、飼育方法をまとめてみました。
世界ではポピュラーなペットであるゴキブリには、美しかったり可愛い種類もあるんですね。
「ゴキブリは汚い、気持ち悪い」といった先入観を捨てて見れば、ゴキブリも日本で人気のカブトムシやクワガタと同じではないでしょうか?
いつか日本でも、ペットショップで色々なゴキブリを見られる日が来るかも知れませんね。
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