見た目が、キュウリによく似ているズッキーニ。
お店で見たことはあっても、手に取ることは少ないのではありませんか?
どうやって食べたらいいか、分からないと思っている方も少なくないのではないでしょうか?
ズッキーニのことを知ると、これから定番の食材になるかもしれませんよ。
ズッキーニって何者?
ズッキーニの見た目は、ちょっと大きくなったキュウリのようですよね。
しかし実はカボチャの仲間なのです。
しかしカボチャのように熟すまでおかず、早い時期に収穫します。
そのため旬は、4月から8月の初夏から夏になります。
栄養豊富という訳ではありませんが、他の夏野菜と比べるとカリウムやカロチンが多く含まれています。
その他には、カロリーと糖質がとても低いという特徴があります。
主な産地は、宮崎県です。ハウス栽培が多い宮崎県に次いで、長野県では露地栽培で生産されています。
カリウム・カロチンの特徴
カリウムは利尿作用が高いので、高血圧予防やむくみを解消する効果があるとされています。
また、カロチンには、体の免疫を強化する働きがあるとされています。皮膚や粘膜を強くする働きもあるので、風邪の予防にも効果的です。
カロチンは油を使って調理することで、吸収率を上げることができます。
糖質制限ダイエットにもってこい
ズッキーニ1本のカロリーは約21Kcalで、100gあたりの糖質は約1.5gです。
キュウリは、100gあたり約2gの糖質を含みます。あのあっさりしているキュウリよりも、糖質が低いのです。
他の野菜の糖質は、ピーマンは約2.8g、タマネギは約7g、カボチャは約17gとなっています。野菜は、ヘルシーだからといっても、しっかり糖質も含まれているのでここにも注意が必要ですね。
新鮮なものを選ぼう
ズッキーニはカボチャの仲間とありましたが、カボチャのように収穫後に追熟はしません。収穫後は、なるべく新鮮なうちに頂きましょう。古くなると、実がスカスカになってしまいます。
切り口が新しく、上から下まで太さが均一で、表面に傷がなくツヤがあるものを選ぶとよいそうです。
保存方法
温度が低すぎると、早く傷んでしまいます。新聞紙に包んで、冷暗所で保管します。
切ったものは、冷蔵庫に入れて早めに食べましょう。
冷凍すると、食感が損なわれるので、オススメできないそうです。
色々な料理に使えます
見た目はキュウリで、カボチャの仲間。
使い方は、ナスに近いです。ややこしいですが、とにかく万能です。
焼く
皮も、そのまま食べることができます。
スライスして、バターやオリーブオイルなどで、シンプルにソテーするだけでも十分美味しく頂くことができます。この時、焼きすぎず歯触りが残る程度にするのがポイントです。
他にも、縦に切ったズッキーニの中身をくり抜いてグラタンの器のように使うこともできます。
揚げる
ズッキーニは、油との相性がとても良いです。天ぷらやフライにしても、美味しいです。
煮る
ズッキーニを使った料理といえば、ラタトゥイユが有名ですね。
トマトなどと煮ても良いですし、パスタソースにも使えます。
お味噌汁の具にも、良いですよ。
生で
生のまま酢に漬けてピクルスにしておくと、便利な常備菜になりますね。
最後に
ズッキーニについて、どのくらいご存知でしたか?
体に良い効果も期待され、そのうえ低カロリー低糖質というのはとても魅力的ですよね。
色んな調理法もできるとのことですので、これからはズッキーニをどんどん食事に取り入れていきましょう。
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