日本人の朝食はご飯と納豆のイメージがある人は多いのではないでしょうか?
しかし、現在は欧米化している食生活の影響でパンなどが好まれています。
そのため、納豆をよく食べるという人は減っているようにも感じられます。
健康にいいとも言われている納豆について知って、毎日の食生活に取り入れてみませんか?
納豆はいつからある
納豆は、日本の独特な食べ物と感じられる人が多いのではないかと思います。
しかし、納豆の発祥や起源などは断定されていません。古くから納豆があるとは言われています。
納豆と呼ばれるようになったのは、平安時代頃と言われています。
戦国時代には、スタミナ源として武将たちは食されていたようです。
江戸時代は、納豆売りがいて、毎朝売りに回っていたとも言われています。
日本の戦争中は軍用食として食べられており、戦後は栄養食として食べられていました。
栄養
納豆は、昔から栄養源として食べられています。その背景には、納豆の栄養価の高さがあります。
納豆は、植物性のタンパク質を多く含んでいます。
しかし、肉や魚などと違い脂質を摂取することが少ないのが特徴です。
また、血液をサラサラにする働きがあり、コレステロールや中性脂肪を低下させる働きもあります。
胃の調子や疲労回復もでき、女性に嬉しい肌荒れなどを防止してくれる働きもあります。
また、納豆の栄養素は冷凍しても失われることがありません。そのため、冷凍保存などもできるので、栄養を取り入れやすいとも言えます。
しかし、納豆にはプリン体が多く含まれています。そのため、栄養価バランスよく含まれているのですが、食べ過ぎると痛風の原因にもなるので注意が必要になります。
ネバネバ成分
納豆を食べる際にはよくかき混ぜて、白く泡が立ってネバネバが出ることが望ましいと言われています。そのため、混ぜる回数を多くしてネバネバにするとも聞いた事があります。
納豆のネバネバ成分には旨味成分である、「ムチン」と「ポリグルタミン酸」の栄養素が入っています。
ポリグルタミン酸はよく混ぜることでたくさん旨味が出てきます。ムチンはネバネバした山芋やオクラなどにも含まれています。
ムチンは免疫効果を高めてくれる働きやドライアイを予防する働きがあると言われています。
最後に
納豆は、栄養成分などの欠点が少ないです。
そして、様々な効果を期待することが出来る食べものでもあります。
しかし、ネバネバ成分を好まない人も多いのも特徴です。
特に外国人などは、納豆の独特な匂いやネバネバを苦手とする人が多いです。
少し癖のある食べ物になりますが、日本人として納豆を取り入れることが出来る食生活を送ってほしいと思います。