暖かい春は、うららかな陽気に誘われて、家族とお出かけしたり、恋人と公園デートしたりという機会も増えてくることでしょう。
熱中症予防のために、春に運動会をする地域もあると思います。
お弁当を持って出かけることも多くなると思いますが、どうせなら手間をかけずに、おいしいお弁当をパパッと作りたいと思いませんか?
今回は、行楽弁当におすすめの簡単な食べ物たちをご紹介します。
味付けゆで卵は粉末スープで簡単に
インスタントラーメンや、焼きそばに添付されている粉末のスープ、ソースは、ただのゆで卵を一晩で味付けゆで卵に変身させてくれます。
ポリ袋の中に、殻をむいたゆで卵と、粉末スープまたはソースを入れて馴染ませるだけと、とても簡単です。
密閉容器に入れると、半面しか味が付かないということも考えられるので、ポリ袋がおすすめです。
一晩冷蔵庫で寝かせておくとしっかり味が染み込んだ味付けゆで卵ができます。
味の好みはあると思いますが、いろいろ試してみた結果、個人的に醤油ラーメンとソース焼きそばの味がおすすめです。
りんごのようの肉だんごフライ
お肉のおかずがあると、老若男女問わず喜ばれることでしょう。
鶏の唐揚げは手間がかかる、ハンバーグは冷めると油脂がベタつく、作る側はいろいろ気を使うのではないでしょうか?
お肉を使った、かわいいりんご形のフライが、市販の肉だんごを使って簡単にできます。
作り方は、簡単です。肉だんごに、マカロニや短く切ったパスタを刺し、普通のフライのように小麦粉、溶き卵、パン粉を付けて揚げるだけです。
赤い色までは再現できませんが、茹でたブロッコリーやミニトマトと一緒にコロコロとお弁当箱に入れると、おとぎの世界のように見えるかもしれません。
野菜の代わりに果物をたくさん
栄養面を考えて、野菜たっぷりの煮物を作ったり、サラダを作ったりしても、手をかけた割にたくさん残ってしまった、ということはないでしょうか?
煮物は温かく、サラダは冷たいものがおいしいから、または外でパクッと簡単に食べられるものではないから、ということが考えられます。
運動会のときは特に、お昼に糖質を摂って午後のパワーを蓄える役目もあるので、手軽に糖質が摂れて、パクッと食べられる果物がおすすめです。
私はスポーツをする人の食事指導をしていますが、試合前日と当日は、たくさんの糖質を手軽に食べられるよう、果物を積極的に食べるよう指導をしています。
洗って水分を拭いて詰めるだけ、もしくは食べやすく切って詰めるだけで、簡単に彩りが華やかになります。
もし、お昼に残ったとしても、おやつとして食べることもできるので、帰りの荷物が軽くなるかもしれません。
ビタミン類や、ミネラルも摂れるので、栄養面もバッチリです。
最後に
いかがでしたか?
がんばって作らなきゃ!と早起きしたり、夜遅くまで下準備をしたりして、当日楽しめなかったらもったいないですよ。
準備はラクに、みんなで楽しく食べられるお弁当を持って、行楽シーズンを楽しみましょう。