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敬老の日の定番プレゼント。大好評だったプレゼント。イマイチだったプレゼント。

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敬老の日が近づいて来ると、今年は何を贈ろう、プレゼントは何が良いんだろうと、随分前から悩んでいる方も多いのでは無いでしょうか?

おじいちゃん、おばあちゃんに何か欲しい物ある?と聞いても「物なんか何にも要らないよ、気持ちだけで十分」と言われておしまいです。

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だからこそ難しいし、何とかして喜ばせたいと毎年悩むんですよね。

みんなが悩む、その時期になると、あちこちのショッピングサイトで、敬老の日プレゼントランキングが登場します。

かと言って、ランキング上位の物を適当に選んでプレゼントしても、すべてのおじいちゃん、おばあちゃんが喜んでくれるという訳でも無いのです。

それで今回は、プレゼントランキングによく登場するアイテムと、実際に反応が良かった物、悪かった物を紹介したいと思います。

目次

敬老の日プレゼントの定番

お花

お庭いじりが好きだったり、家の中にお花を飾るのが好きな方にはオススメ。

世話が簡単とか、寒さに強い種類を選んであげると、すぐ枯れてしまって逆にガッカリという状況を避けられますね。

お酒

これも、お酒好きな方には間違いなく喜ばれます。

年金生活のおじいちゃん、おばあちゃん達は、贅沢はしない!と心掛ける毎日ですから、いつもよりちょっといいお酒なんかプレゼントされたら、きっといい気分になって呑んでくれる事でしょう。

お茶菓子

お菓子の様に、場所を取らない、みんなで楽しめる物は喜ばれますね。

お友達にお裾分けしたり出来るように、個包装のちょっと良い物を選びましょう。

生菓子なども嬉しいのですが、賞味期限があまりにも短かくても困ってしまうので、少し日持ちする物だと安心です。味の好みと、食べれる量のリサーチが重要です。

孫からのお手紙

これは、お孫さんがまだ幼い場合は無敵のアイテムと言えるでしょう。

何を描いているか分からないような絵でも、所々字がひっくり返っているような手紙でも、おじいちゃん、おばあちゃんにとっては何よりの宝物です。

最近では、音声と写真付きのメッセージカードも作れるサイトもありますので、試してみるのも良いかも知れませんね。

イマイチだったプレゼント

悩みに悩んでプレゼントしたものの、結局使ってもらえなかったり、逆に困らせてしまったプレゼントの数々、ご紹介します。(あくまで我が家のおじいちゃん、おばあちゃんの場合です。)

足が悪くなり、膝の手術をしたおばあちゃんのために、オシャレステッキをプレゼントしました。

花柄で可愛い感じだったので、外出が楽しくなると良いな、なんて思っていたのですが、うちのおばあちゃんにはダメでした…。

プレゼントしてすぐ、肘も痛めて杖を持つのが難しくなってしまったのです。

せっかく貰ったから、と頑張って使ってくれていたのですが、出先に忘れて来る事もしょっちゅう。

その度におばあちゃん本人がガッカリする、という事態になってしまいました。

杖じゃなく、手を繋いで一緒に出掛けてあげる方がよっぽど喜ばれるんだな、と反省したものです。

湯呑み&お茶碗

良いプレゼントが思い付かず、お茶は毎日飲むし、ご飯も毎日食べるから、湯呑みとごはん茶碗のセットが無難かな?なんて思ってプレゼントした事があります。

が、全然無難じゃありませんでした…。無難かな、と思って贈る人が多いのか、おじいちゃんの押入れには箱に入ったまま、使っていない湯呑みやお茶碗のセットが何組もあったのです。

頂き物なので処分することも出来ず、大事に仕舞って何十年も箪笥の肥やしになっていました。

私のプレゼントもそこに加わる事となりました…。

お酒

おじいちゃんは、お酒が大好き。好みのお酒も知っているし、幻の日本酒を取り寄せてビックリさせてあげよう!と準備して、意気揚々と差し出した所、おじいちゃんが微妙な顔に。

あれ?と思ったら、おじいちゃんいわく、病院での検査結果が良くなく、数日前から禁酒を始めたとの事!おじいちゃんは、「せっかくだからこれを最後の一本にするよ、一緒に飲もう」と言ってくれたのですが、一大決心で禁酒を始めたおじいちゃんの決意を揺るがすような事をして、本当に申し訳ないと思いました。

マメなリサーチが重要なんだなと痛感した出来事でした。

大好評だったプレゼント

もちろん、バッチリ喜んでもらえたプレゼントもあります。

私が贈った物もありますし、他の兄弟が贈っているのを見て、なるほどと思った物もあります。(あくまで我が家のおじいちゃん、おばあちゃんの場合です。)

温泉旅行

おじいちゃんもおばあちゃんも温泉好きなので、普段から温泉に行く事は多かったのですが、敬老の日という事で兄弟で費用を負担し合い、いつもは行けないリッチな旅館の温泉旅行をプレゼントしました。

温泉もとても良かったですし、家族揃ってと言うのも嬉しかったようで、その後しばらく「あそこは良かった、極楽だった」と繰り返し話していました。

みんな社会人で忙しいのですが、やはり時間を合わせて孫たち揃って、というのが嬉しいものなんですね。

また計画したいと思っています。

タブレット

私や母がiPadを使って写真を撮ったり、レシピを検索したり、カーナビとして使ったりしているのを、興味津々に見ていたおじいちゃん。

欲しいのかな?と思いつつ、でもお年寄りは新しい物が苦手だし、怖がって使わない可能性もあったのでとても迷いました。

でも、私達のタブレットやiPadを見る度に「それは何だ」「今どこを押してどうなったんだ」と色々聞いて来るので、一か八かプレゼントしてみたところ大喜び。

おじいちゃん自身が元々カメラや電子機器が好きな事もありますが、指で触って思った通りに動かせると言うのが気に入ったらしく、パソコンなど触った事もなかったおばあちゃんまで、タブレットを使うようになりました。

使いこなすとまでは行きませんが、飼い猫の動画をとったり、レシピを検索したりは出来るようになり、新しいオモチャの様にして楽しんでくれています。認知症の予防にもなっているかな?と思っています。

カタログギフト

これは兄がプレゼントしていて、反則じゃない?!と私は思ったのですが、おじいちゃん達は大変喜んで盛り上がっておりました。

兄に聞くと、その数ヶ月前に、兄が出席した結婚式の引き出物のギフトカタログを「好きなの選んで良いよ」と渡した所、おじいちゃんとおばあちゃんが楽しそうに選んでいたのを見て思い付いたそうです。

確かに、おじいちゃん達は自分のための買い物って殆どしないし、年金生活で節約を心掛けていますから、カタログギフトの様に美味しい物や珍しい物を気兼ねなく選べるというのも、いつもと違う楽しみがあって良いのかも知れません。

期限があって必ず選ばないといけませんから、遠慮し過ぎて結局買わないという事もありませんしね。

以来、数年に一度はカタログギフトの形をとっています。

結局、嬉しいのは気持ちと時間

散々、悩んでプレゼントを渡すと、喜んでくれたり、あれ?な時もありますが、おじいちゃんおばあちゃんにとっては、孫が帰って来てくれること、自分達の事を想ってくれている事が何より嬉しいようです。

帰り際、門の外まで出てきて見えなくなるまで手を振ってくれる二人を見るとそう思います。

「物は何にも要らないよ」という言葉の背後にはそんな気持ちがあるのでしょう。

時間を作って会いに行って、一緒に遊ぶ。それが一番ですね。

私の遊びに付き合ってくれるように、いつまでも元気で居て欲しいものです。

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