以前、敬老の日は9月15日と決まっていて祝日したが、ハッピーマンデー法によって、2003年からは9月の第3月曜日が敬老の日で祝日となりました。
9月23日も秋分の日で祝日だと言うこともあり、9月は大型連休が取りやすい暦になっています。
敬老の日を利用して、普段なかなか会えない遠方のおじいちゃんおばあちゃんに、旅行も兼ねて会いに行けるでしょう。
近くに住んでいるおじいちゃんとおばあちゃんとは、一緒に特別なプレゼントを買いに行ったり、手作りのプレゼントを渡してあげるのも良いでしょう。
シルバーウィークとも呼ばれる敬老の日、始まりはいつ頃から?
敬老の日は、兵庫県の村長であった門脇政夫さんが、人生の先輩に敬意を払いそしてより良い村づくりの意見を聞いたり、戦後の混沌で疲れている老人に報いるためにと、1947年の9月15日に敬老会を開いた事で始まったと言われています。
翌年の1948年9月15日には、としよりの日として、村の祝日としたそうです。
その後、1950年に兵庫県がとしよりの日を制定して、1966年に国民の祝日である、敬老の日が制定されたようです。
プレゼントをあげるなら何がオススメで相場はいくら?
おじいちゃんとおばあちゃんに喜んでもらえる、敬老の日のプレゼントは何が良いかと頭を悩ませてしまう方も多いでしょう。
プレゼントを贈ろうと言う気持ちが大切なので、高価すぎるプレゼントは相手に気を遣わせてしまったり、恐縮されてしまうでしょう。一般的な相場としては、3,000円以上5,000円程度が予算の目安とされているようです。
敬老の日ならではの、寿の文字が入ったお菓子やお酒などをプレセントするなら、3,000円から購入できますし、5,000円台は、お菓子とお花のセットや、夫婦箸セットなどのリビング用品もオススメです。みんな揃ってお祝いする場合は、敬老の日の特別なお膳なども良いでしょう。
毎年の事でプレゼントに悩んでしまう場合は、子供に上手く聞き出してもらい、その意見を参考にプレゼント選びをするのも一つの手段かもしれません。
敬老の日に喜ばれるプレゼントの選び方
長寿の象徴とされている鶴と亀や、縁起の良い七福神、語呂合わせから人気のふくろうなど、幸運のシンボルや長寿にちなんだグッズをプレゼントに選べば間違いないでしょう。
もしお子さんが絵や字が書けて工作が出来る年齢であれば、おじいちゃんとおばあちゃんの似顔絵を描いてあげたり、お手紙を書いてプレゼントするのも喜ばれるでしょう。紙皿に似顔絵を描きリボンで止めれば、そのまま壁に飾れますし、牛乳パックや箱に似顔絵を貼り付ければ、小物入れの完成です。お金では買うことのできない、世界に一つだけのプレゼントになります。
核家族化で人付き合いが少ないと言われている昨今、心の結びつきや家族を大切にする心を、お子さんに分かってもらえる良い機会にもなるはずです。
最後に
大人はあれこれ考えてしまい、敬老の日のプレゼントに疲れてしまうこともあるでしょうけれど、日頃の感謝の気持ちを口にしてみることも大切です。きっと喜んでくれるでしょう。そして、おじいちゃんとおばあちゃんは、可愛い孫に会えるだけでも十分だと思ってくれるはずでしょう。まずは子供の元気な姿で、おじいちゃんとおばあちゃんにはパワーを充電してもらいましょう!