家族や友人と食事を楽しめる、バーベキュー。
普段は料理をしないお父さんでも、バーベキューでは活躍してくれて、その姿を見た子供たちも、楽しみながらお手伝いができるでしょう。
バーベキューが楽しめるように、お母さんは食材の下ごしらえを、頑張って家で済ませておきましょう。
現地では準備スペースが狭かったり、道具が揃っていなかったりといった状況が考えられます。
下ごしらえをしっかりして、食材をすぐに焼ける状態にしておけば、現地ではゆっくりバーベキューを楽しめます!
バーベキューに適した食材とは?下ごしらえについて
お肉は、あらかじめ切ってあるものが便利です。
バーベキューは火力が強いので、焼き肉やステーキ用の、厚めに切ってあるものを選びましょう。
かたまり肉の場合は、肉の繊維をたち切るように切りましょう。
網焼きや竹串に刺すなら、一口大くらいの大きさで、金属串に刺すなら、2口か3口で食べられる大きさが良いでしょう。お子さんがいる場合は、もう少し小さく切って、大人とは別に用意してあげましょう。
野菜も、食べやすい大きさにカットしましょう。
ジャガイモと、トウモロコシは輪切りに。
ピーマンは半分か四分の一、タマネギは1センチくらいの輪切りにして、串に刺しましょう。
しかし、バーベキューらしさを体験できるので、野菜そのままを焼くこともオススメです。
ピーマンの丸焼きは、みずみずしく食べることができますし、ジャガイモをアルミホイルで包み、炭の中に入れて焼けば、香ばしくて美味しいでしょう。
野菜が苦手なお子さんでも、美味しさが分かれば、食べてくれるきっかけになるかもしれません。
食材を美味しくする焼き方と、炭火の使い方
木炭は、大きく分けると白炭と黒炭があり、バーベキューに向いているのは、火付きが良い黒炭です。
炭に火がついたら、食材を焼き始めますが、お肉やお魚は、遠火でじっくり焼き、焦がさないようにしましょう。
厚めのステーキなどは、最初だけ強火であぶります。その後は中火か弱火で、中にじっくりと火を通します。
コンロに蓋をして焼けば、オーブンのようになるので、中まで火が通りやすくなるでしょう。
また、薫製チップを用意しておけば、簡単にスモーク料理も楽しめます。
食材をアルミホイルで軽く包み、薫製チップを入れた炭の上に置き、蓋をして待ちましょう。
野菜は、ほとんどが水分なので、強火で焼きましょう。
しかし、火が通った野菜をそのままにしておくと焦げてしまいます。強火で一気に焼いたら、さっと食べましょう。
バーベキューは火加減が難しいので、焦げないように油を塗るのも良いでしょう。
食材を焼き終えた火の始末ですが、コンロに水をかけてしまうと、灰や蒸気が舞い上がったり、コンロにひびが入ったりするので、やめましょう。トングで炭を掴み、火消壺や水を入れたバケツで消火しましょう。
炭は自然分解しないので、必ず持ち帰ってください。
最後に
バーベキューの、ちょっとした工夫です。
クーラーボックスに使う保冷材を、ロックアイスやペットボトルを凍らせたものにすると、溶けても飲料水に使えます。
また、火力が強い場合は、ロックアイスを網にのせたり、炎の元に置いたりすることで、火力の調整にもなります。
是非、しっかりと下ごしらえをして、バーベキューを楽に楽しみましょう。