毎日子育てに追われていると、時間や曜日の感覚が無くなってしまいますよね。
ふと気づいたら1日終わっていて、「今日何やってたんだっけ・・・」と、虚しさを感じてしまうママ達も多いようです。
そんな時には、季節の歳時記を親子で楽しんでみてはどうでしょうか?
おうちで手軽に楽しめる方法から、地域のイベントまで、秋の歳時記を紹介します!
9月
お月見(中秋の名月)
お月見は、旧暦の8月15日(新暦9月15日前後)の「十五夜」を指します。美しい月を見ながら、秋の収穫を感謝する行事です。
ここでは、十五夜に欠かせないお団子作りを紹介します。
お月見団子の材料は、「上新粉・砂糖・ぬるま湯」の3つだけ。
子どもは砂遊びが大好きですよね。それと同じように、コネコネ、混ぜ混ぜするだけでお団子が作れるのです。
お団子を十五夜独特の飾り方を一緒にするのも、楽しいですよ。
同様に、「十三夜(10月)」「十日夜(11月)」もありますから、お子さんがお団子作りを気に入ったら、何度もやってみましょう。
お彼岸
秋のお彼岸は、秋分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間を指します。
お彼岸は、ご先祖様のお墓参りに行ったり、お供え物を用意したりしますが、これも親子で行うことが出来ます。
お墓参り
最近はお墓参りをすることも少なくなってきたようですが、子どもが産まれたことをきっかけに、その風習を話したり、亡くなったご先祖様の話をしたり、思いを馳せるのも良いですよね。
また、お墓の近くに大きな公園がある場合は、帰りにピクニックをするのも、楽しい恒例行事になるかもしれませんよ。
おはぎを作ろう
お彼岸のお供え物といえば、おはぎですね。おはぎも、実は意外と簡単に作れるのです。
炊飯器でお米を炊いて、すり棒などでぺったんぺったん突く作業や、丸く成形する作業は、子どもも楽しめますよ。
お米2合で結構な量が出来るので、お友達とワイワイ作ったり、近所におすそ分けするのもよいかもしれませんね。
10月
体育の日
10月の第二月曜は体育の日で、この日は各地でスポーツイベントが開かれているんです。
都内では駒沢オリンピック公園や井の頭恩賜公園などで、色々なスポーツを体験できるイベントが毎年開かれています。
でもそこまで出かけなくても、地域のスポーツイベントも盛んに行われているので、近所の小中学校の掲示板や、広報誌、HPなどを一度確認してみましょう。
未就学児から参加できる競技もあり、そのほとんどは無料で参加できます。
ハロウィン
もともとは秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的意味合いのある行事ですが、今や8月の終わりにはハロウィングッズが店先に並ぶほど、すっかり日本に定着していますね。
ハロウィンイベントに参加しなくても、自宅で楽しめる方法を紹介します。
折り紙で飾りつけをしよう
飾りつけも、せっかくなら親子で準備すると、その時間も楽しめますよね。
家にある折り紙や画用紙を使って、可愛いお化けが作れるので、ぜひ挑戦してみましょう。
一緒にカボチャ料理をしよう
ハロウィンと言えば、カボチャ。
カボチャは甘味があるので、子どもが大好きな野菜の一つですね。
カボチャレシピは沢山ありますが、子どもと一緒に準備も楽しむなら、クッキーがおすすめです。
また、普段の食事とは違う特別な雰囲気を出すなら、カボチャ丸ごと使った料理なら見た目にも楽しませてくれますよ。
11月
酉の市
例年11月の酉の日に行われるお祭りで、福を呼び込む熊手が出世や商売繁盛につながるとして、賑わうお祭りです。
都内では、足立区の大鷲神社、台東区の鷲神社、新宿区の花園神社などが有名ですが、その他にも様々な神社で行われています。
夜にでかけられる特別感や、賑やかな雰囲気など、子どもはお祭りが大好きですよね。
近所の神社で酉の市が開かれるかもしれませんので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
紅葉狩り
11月になると、街路樹も紅葉してきますよね。
子どもは、落ち葉の上をガサゴソ歩いたり、どんぐり拾いに夢中になったり、この季節を楽しんでいますよね。
子どもは、大切などんぐりや落ち葉をお土産に持って帰ってきて、その保存に困ってしまうこともありますが、そんな時は、「落ち葉アート」をしてみましょう。
特別な材料はいりません。落ち葉に画用紙を貼ったり、ペットボトルにどんぐりを入れたりするだけで、楽しみが倍増しますよ。
落ち葉アートの楽しみ方
また、落ち葉を“押し葉”にすれば、ハガキにも使えますよ。
最後に
子育て中は毎日あっという間に過ぎてしまいますが、歳時記を取り入れると、そんな日常にメリハリがつきますよね。
これまで経験してないことも、子どもと一緒だからこそ楽しめるというもの。
ぜひ試していてくださいね。