春は花見、夏は花火に夏祭り、秋は紅葉といった具合に季節ごとの風物詩が日本には多くあります。
中には、日本生まれではないものもあります。その一つがハロウィンです。
もともとは、海外のイベントですが、近年では日本でも定着し全国でハロウィンに関するイベントなどが行われるようになりました。
今回はそんなハロウィンについて触れていきます。
日本でのハロウィン
日本において、ハロウィンが熱を帯びてきたのはほんの数年前くらいからですが、もともと日本の文化ではないハロウィンが日本に来たのは1980年代の事です。しかし、当時はあまり盛り上がりを見せませんでした。
そもそも日本人はハロウィンの事をあまり知らなかったため、浸透しにくかったといわれています。
では、ハロウィンを日本に浸透させたのは何だったのか?それは、世界のディズニーだったのです。
東京ディズニーランドでハロウィンイベントを行ったことがきっかけであるといわれています。
当時は10月31日限定のイベントでしたが、今では9月から10月にかけて大きなイベントとして行われています。
日本におけるハロウィンの特徴ともいえるものが仮装です。
日本のサブカルチャーである漫画やアニメ。そのキャラクターになりきるコスプレ文化がもともとあったため、宗教的な意味合いよりもコスプレしてパレードをしたりして楽しむという意味合いが強くなっています。
ハロウィンの由来
そもそも、ハロウィンとはどのような由来があって行われているのでしょうか?
アメリカ発祥だと思っている方も多いかと思います。しかし、もともとは現在のアイルランドにあたる古代ケルトの文化で、悪霊払いや収穫祭といった宗教的な行事でした。
その後キリスト教とのつながりが強くなり、キリスト教のお祭りである万聖節の前夜祭として祝われていました。
クリスマスの前夜祭をクリスマスイブというように万聖節の前夜祭は「All Hallows eve」と呼ばれていました。これがなまりハロウィンになったと言われています。
また、ハロウィンといえばよくカボチャをくりぬいた「ジャック・オ・ランタン(ジャックオーランタン、ジャックオランタン)」を目にすることが多いと思いますが、あれも起源はアイルランドでもともとはカブだったといわれています。
ハロウィンの楽しみ方
ハロウィンといえばお化けの格好をした子供が「トリック・オア・トリート」と言ってご近所さんを回るというのがイメージされると思いますが、日本においてはあまりこの文化はありません。
先述したように仮装(コスプレ?)を楽しみ、パレードに参加したりする方が多いと思います。また、ホームパーティーなどのパーティーも各地で行われています。
どのような形でハロウィンを過ごすかは好みによりますが、ハロウィンの夜を楽しく過ごすコツはやはり仮装(コスプレ?)です。ポピュラーな仮装は女性では魔女、男性ではアメコミのヒーロー、例えばバットマンやスパイダーマンなどです。ぜひ仮装とともにハロウィンを楽しみましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
最近はインターネットショッピングの発達により、仮装の衣装をそろえるのもある程度簡単になってきました。
ぜひ自分のユニークさを前面に押し出した仮装でハロウィンの主役に躍り出ましょう。
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