お店に行くと真っ赤なトマトが並んでいますが、陳列がキレイで買いたくなります。
ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあり、それだけ美味しいという事です。
トマトは色々な調理方法があり使い易く、栄養や効果も豊富にあります。
トマトの美味しい選び方や、どのような栄養や効果があるのかまとめてみました。
トマトの美味しい選び方は?
トマトは、料理に使う時に購入する人が殆どです。トマトは、煮たり・焼いたりなど使います。もちろん、サラダで食べるなど他の使い方もあります。
食べるなら、美味しいトマトを使って食べたいと考えます。
美味しいトマトを購入するなら、どういう選び方が良いか見てみます。
丸く重みがある
トマトは、できるだけ丸くてツルッとしていて重みを感じる物を選びます。
重い物は、実が詰まっていて甘みがあります。
角ばったり凸凹があるものは、中に空洞がありゼリー状の部分が多いので注意して選びます。
へたで鮮度チェック
もぎたてのトマトのへたは、緑色でピンとしています。
乾燥していて縮れているのは、収穫してから時間が立っているので選ぶのは避けるのが無難です。
お尻に放射線状の筋がある
お尻の先から上のヘタに向かって何筋も放射線状に筋が見えるのは、与える水分を減らして糖度が上がっているという状態のトマトです。
筋が沢山入っていれば、トマトが「買ってください」と言っているので購入すると良さそうです。
購入してもどうかと疑っている場合は、甘く糖度が高いトマトは水に入れると沈みます。
糖度が低く旨みの少ないトマトは浮くので、一度試してみるとはっきり分かります。
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トマトにはどのような栄養がある?
トマトを食べる時は、「美味しいから」というのが一番です。しかし、それと同時に食事をする時にはどのような栄養があるか気になります。女性なら、余計に気にしてしまいます。
トマトには、どのような栄養があるか見てみます。
リコピン
トマトと言えば、「リコピン」という栄養は必要不可欠です。
リコピンの抗酸化力は、ビタミンEの100倍あります。
熱に強く油に溶けやすい性質があり、トマトの実より皮や種子に多く含まれています。
β-カロテン
リコピンと同様に抗酸化作用が高く、熱に強く体内でビタミンAに変わる為「プロビタミンA」とも呼ばれています。
体が必要としている時だけビタミンAに変わるので、摂り過ぎの心配がないのは嬉しい限りです。そして、免疫を増強する働きもあります。
ビタミンC
豊富に含まれていて、トマト1個で所要量の約半分が摂取できるのでいくらでも食べる事ができます。
熱に強いので、加熱調理をしても損失が少ないところが特徴です。
クエン酸
胃液の分泌を促す効果があるので、食欲を増進させます。
夏バテで食欲がない時や、時間があまりない時などに食べると良い食材です。
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トマトにはどういう効果がある?
女性で肌がキレイだなという人に、「どうしてなのか」と聞くと大体トマトを食べている人が多いようです。
トマトには、どれだけ魅力的な効果があるでしょうか?
トマトには、どのような効果があるのか気になるので見てみます。
美肌効果
紫外線で生成されるメラニンを消して、コラーゲンが増加するので体内も見た目も若々しく保ちます。
シミや小じわなどの肌の老化を防ぎ、女性には嬉しい味方です。
目の健康にも良く、白内障や視力低下の予防の効果があります。
生活習慣病
ガンなどの原因となる「活性酵素」が、体内で増殖するのを防いでくれます。
脂肪の燃焼を促進して、肥満予防や糖尿病予防を防ぎます。
動脈硬化や心臓病などの、循環器疾患の炎症が抑えられます。
心不全や脳卒中のリスクも、低減します。
腸内環境の改善
食物繊維には、腸内細菌を増やし腸の運動を促進する働きがあります。
胃腸内をゆっくりと移動するのでお腹が空きにくくなる為、食べ過ぎや血糖値の急激な上昇を防ぎます。
むくみを防ぐ
利尿作用を促し、塩分を排出する作用がある為むくみを防ぐ効果があります。
長時間デスクワークの人や立ち仕事をしている人で気になる人は、むくみも軽減します。
疲労回復
血中の疲労物質の増加を抑制する働きがあるので、疲労回復をサポートします。
イライラしたり疲れている人は、気分が変わって疲れが取れます。
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最後に
トマトの美味しい選び方や、どのような栄養や効果があるのか分かりました。
トマトには、肌から病気や目など様々な事に良いという事が分かっています。
美味しい選び方を考えて選ぶと、料理も楽しくなります。「トマトが苦手」という子供さんなども、美味しいトマトなら「食べてみよう」と考えそうです。
トマトは、「万能な食べ物」という事です。男性・女性問わず関係ないので、家族全員で食べられて主婦は料理をする時にとても助かります。
まずはトマトが好きな人も苦手な人も、トマトを食べて体も心も豊かにする事をオススメします。
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