大好きだったパン屋さんが移転すると聞き、私ほど肩を落とした人がいたでしょうか?
行けないほど遠くになる訳ではないものの、毎日行ける距離でも無いのです。
好みのパンをいつでも手に入れられる訳では無くなるという訳です。売り切れだって、定休日だってありますからね。
そんな訳で、ガッカリしつつも毎日美味しいパンが食べたいという熱意のもとにホームベーカリーを購入。
もちろん、パン屋さんのパンには到底敵いませんよ。
でも、ホームベーカリーって素晴らしい!材料入れてスイッチポン、それだけなのに、なかなか美味しいパンが焼けるんです。
何より焼きたてをそのまま頂けるのって贅沢ですよね。
今回は、そんな私の、素人パン生活をご紹介します。
悩みに悩んだホームベーカリー選び
私の母もパン好きで、ホームベーカリーでせっせと毎朝パンを焼いていたのですが、実家で使っていたホームベーカリーは、とにかく音がうるさかった記憶があります。
例えば、朝7時の朝食に焼き上がる設定にすると、朝4時とか5時に機械が捏ね始めるんですが、何せ十数年前の機械ですから、ゴウンゴウン洗濯機みたいな音をたてるんです。
みんな、「まだ眠いのに!」。
その後、家族からのクレームを受けて考えた母は、ホームベーカリーの下に座布団を敷く事によって、多少の音を軽減し、良しとしていました。
そんな記憶があったので、とにかく音が静かな事がホームベーカリー選びの第一条件でした。
静かさ重視と言っても、十数年前と比べたらホームベーカリーは格段に進歩している訳で、今では音が静かなのは当たり前だった様です。
それどころか、多機能型のホームベーカリーがたくさん出ていて、ゴハンでパンが焼ける、お餅もつける、お粥も作れる、ヨーグルトも作れる、自家製キムチも作れる、焼き芋も作れる!とにかくいろんな機能が付いていて、私は大いに悩みました。
主に悩んだのはこの二つ、ツインバード工業のPY-E632Wにするか、パナソニックのSD-BMT1001にするか。
ツインバード工業のPY-E632Wの方は初心者向けなのか40ものメニューに分かれているので、ピザ生地、ナン生地、うどん、パスタ、スコーンなどのメニューを選べば、それらが簡単に作れるというのが魅力。0.5斤でも焼けるので、毎日焼きたてを食べたい私としては、その食べ切りサイズも嬉しい機能です。
*ツインバード工業のPY-E632Wは現在は販売終了となっています。現行の商品はツインバード工業のPY-E635Wです。
パナソニックのBMT1001の方は、スピードコースが60分というのが一番の魅力。普通3時間かかる所を1時間で焼き上げてくれるなんて、どんな魔法を使っているのか!と思いきや、ねり速度を変えながら温めるという匠技、インバーターモーターと言うらしいのですが、これがあるお陰で60分パンや、8分でピザ生地といったスピード技も、マーブル食パンのような手ごね風食パンまで可能にしているんです。ただただ、すごい!の一言。
*パナソニックのBMT1001は現在は販売終了となっています。現行の商品はパナソニックのSD-MT2-Wです。
結局、ツインバード工業のPY-E632Wの方を選びました。決め手は、やはり、お値段!
ツインバード工業のPY-E632Wの方は1万円以下なのに対し、パナソニックのBMT1001の方は2万円以上。
ホームベーカリー初心者ですし、買ってから飽きて使わなくなる危険性も考慮し、お安い方を選びました。さすがに、倍以上のお値段の差ではね。
私が良く焼く、オススメのレシピ
私が、普段から良く焼いて、しかも、家族みんなに大好評のパンのレシピを大公開しちゃいます。
無敵のくるみチョコパン
早速焼いてみましょう!
説明書にいろいろレシピが付いているんですが、心配なので母が焼いていたレシピで焼いています。
材料は、一斤分で強力粉240g、牛乳160cc、バター30g、砂糖30g、塩4g、ドライイースト5gです。
後からの投入で、くるみ40gとチョコレート100gも用意しておきます。
スイッチオン。
小一時間捏ねた後、ミックスコールがピーとなりますので、そのタイミングでくるみと砕いたチョコを投入します。
3時間後、焼き上がりました~~。
思ったより良い感じです。
チョコを凍らせておくと、マーブルになるよ!との母の伝授だったので、凍らせておいたのですが、ほんのりマーブルで、ところどころ固まりでした。
また、それも良し。この後、何度か試した結果、チョコは板チョコで一辺2センチ位の三角切りにして、凍らせて使うときれいなマーブルになります。
私は、チョコとくるみの組み合わせが、一番好きです。
くるみは、便秘や美肌にも効果があり、血液中の脂質濃度を下げてくれますから、美味しく健康になるのにもぴったりですね。
大人のほろ苦コーヒーパン
家にある物で、さらに違うパンを作ってみようという事で、作ってみたのがコーヒーパンです。
甘いパンばかりでなく、ほんのり苦いパンも良いですよね。
材料は、一斤分で強力粉220g、薄力粉30g、牛乳170ml、バター30g、砂糖30g、塩4g、ドライイースト5g、インスタントコーヒー15gです。
強力粉の一部を薄力粉にすると、ふわふわになると聞き、トライして見ました。
こんな感じ。
あんまり苦くない方がいいな、という場合は、インスタントコーヒー10g、チョコレートを10粒位30g程度入れると、コーヒーの風味プラスチョコレートのコクで優しい味になります。
焼き上がりましたー。
薄力粉の効果で時間が経ってもふわふわです。
家族からは「牛乳に合うね!」と好評でした。
ドライクランベリーとか、シナモンを入れても合いそうです。甘いパンに飽きたらぜひ試してみて下さい。
まだまだ続くパン生活
ホームベーカリーを購入してから、数ヶ月。
飽きっぽい私ですが、せっせとパン作りに精を出しています。
ホームベーカリーを買ったけど、数回しか使ってない、なんて話をたまに聞きますが、どうしてそんな事になるのでしょうか?こんなに便利で簡単なのに。
多分、あまりホームベーカリーを使っていないというご家庭は、毎回きちんと仕舞っているからなのでは?
我が家では、炊飯器の横に鎮座しており、炊飯器と同じかそれ以上のペースで酷使されています。
使い過ぎで壊れたりしないか、ちょっと心配です。
まあ、壊れたら今度はもっといい機械を買おうなんて企んでおりますが。
食べ過ぎて、自分がアンパンマンみたいにならないように、注意したいと思います。
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