五月人形には、さまざまな種類がありますが、中でも戦国武将の鎧兜は大人気です。
戦国武将の鎧兜は、それぞれの武将の個性が際立っているため、ひと目見ただけでどの武将の兜なのかわかります。見た目もかっこいいので、子どもにも喜ばれやすいでしょう。
しかし一口に戦国武将と言っても、さまざまな武将の鎧兜が販売されています。
どの武将のものを選べば良いのでしょうか?
戦国武将の五月人形の選び方
五月人形は見た目で選んでも良いのですが、戦国武将シリーズの場合、どの武将の鎧兜なのかも注目したいポイントです。
せっかくですから、「この武将のような立派な男に育ってほしい」という願いを込めて、購入してみてはいかがでしょうか?とは言え、歴史ファンでない人は、武将の功績や人柄など、あまり詳しくない人が多いでしょう。
そこで、戦国武将シリーズの中でも特に人気のものと武将の功績などについて、一緒に紹介したいと思います。
伊達政宗
人気No.1の戦国武将です。
シャープな三日月の形をした前立が、特徴的です。伊達政宗は、幼少期に左目を失明しましたが、持ち前の頭脳を駆使し、20代半ばにして奥州を築き上げた武将です。
「独眼竜」という異名は、あまりにも有名で、数々の人気ゲームに登場しているため、まだ歴史を習っていない子どもでも、知っている子は多いでしょう。
上杉謙信
「軍神」と呼ばれる上杉謙信も、伊達政宗に劣らない人気があります。
兜は、日月前立となっており、かっこいいデザインです。
大きな戦では負けたことが一度もないため、最強の武将と評価されています。
私利私欲のために領土を侵略する者を悪とする、正義感の強い人柄でした。
真田幸村
これまでは、伊達政宗と上杉謙信の鎧兜が、群を抜いて人気でしたが、大河ドラマ「真田丸」が放送されたことにより、真田幸村の人気も高まってきました。
兜は、鹿の角と六連銭の前立が印象的です。
真田幸村は、大阪の陣で決死の戦いを挑み、徳川家康を最も追い詰めたと言われている戦国武将です。残念ながらあと一歩のところで力尽きてしまい、勝利を掴むことは叶いませんでした。
しかし、圧倒的に不利な戦況であったにも関わらず、家康を恐怖に陥れた奮闘ぶりから、日本一の兵と呼ばれています。
最後に
そのほか、織田信長や徳川家康の鎧兜も人気です。
最近は、ゲームやマンガに歴史上の人物が登場することも多いため、子どもにお気に入りの武将がいるのであれば、好きなものを選ばせてあげてもいいかもしれません。
ただ、五月人形を購入するときは単なる好みだけではなく、サイズや収納のしやすさなども考慮に入れることが重要です。
頻繁に購入するものではないので、じっくり時間をかけて選びましょう。