秋の連休に海外旅行を考えている方にも、上海に何度も訪れたことがあるという方にも、秋の上海旅行は、オススメです。
夏の猛暑が過ぎ、晴れの日が多いですし、上海蟹や月餅、焼き栗などの季節を迎えます。
過ごしやすく、美味しい物も多いこの季節、上海ぶらり旅いかがですか？
秋がオススメなのには理由がある
上海は、日本の宮崎とか鹿児島と同じ位の緯度にあります。
当然夏はそれなりの暑さになります。湿度も高く、40度位の気温が続きますので、慣れていない人にとって上海の暑さは辛いかも知れません。
その代わりに夏の上海はドリアンやココナッツ、マンゴスチンなどの南国フルーツが楽しめるんですけどね。
とは言っても、猛暑の中観光するのはなかなか大変です。
ですが、9月に入ると暑さも落ち着き、夏の間のスコールのような大雨もなくなってくるので、旅行にはもってこいの季節になってくる訳です。
9月は中秋節、10月は国慶節と祝日があるので、それに合わせてイベントやバーゲンがあるのもこの時期ならではです。
食欲の秋、上海は裏切らない
少し涼しくなると不思議と食欲も出て来ますよね。
上海では上海蟹がシーズンを迎えます。
濃厚な蟹ミソを蓄えた蟹、卵をたっぷり抱えた蟹を堪能できる素晴らしい季節、食べない理由はありません。
さらに中秋節を前に月餅商戦も始まります。
オススメは、ゴディバやスターバックスの月餅のように、有名店の出すここでしか食べられない月餅です。お土産にしてもきっと喜ばれると思いますよ！
私は、ハーゲンダッツで出る月餅アイスを毎年楽しみにしています。
これは、アイスなのでお土産にはちょっと難しいですが、チョコ、ストロベリー、バニラ、マンゴー、抹茶など数種類のフレーバーが出るので、どれを選ぶかが幸せな悩みです。今年は何味にしようかな？と今からワクワクして待っています。
そして、9月を過ぎると焼き栗のお店もあちこちに登場します。
煎りたての栗をハフハフ食べながら、街を歩くのも秋の上海旅行のオススメポイントです。どこのお店も試食させてくれるので、好みの栗屋さんを探すのもいいと思います。
秋のフルーツ、パパイヤやみかんなどもこんなに種類があったのか！というほど色々な種類がお店に並びますので、果物屋さんを覗くのも楽しいですよ。
芸術の秋、田子坊でアートに触れよう
食欲の秋ばかりではありません。
アートスポットも幾つもあります。その中でも特にオススメが田子坊。
もともと、若手芸術家のギャラリーが並ぶアートエリアだった事から、今では各国からクリエイターが集まるアトリエショップ街になっています。
オシャレなカフェや雑貨屋さんなど、かわいくてユニークなお店がたくさん並びます。
アクセサリーやチャイナドレス、ちょっとした小物も、田子坊で売っている物は一点物が多く、見るだけでも気分が上がります。手作り陶器のお店には、ひとくせある粋な陶器が並び、シルク刺繍のお店にはひとつひとつ手縫いの刺繍が施された一点物のドレスやバッグが並びます。
昔ながらの石畳み、レンガの建物は、どこを切り取っても絵になる風景です。
上海のソーホーとも呼ばれるアートエリア田子坊で、センスを磨くのも良いですね。
地下鉄9号線の打浦橋駅1号出口から出てすぐの所にあります。
都会の真ん中で動物に癒されよう
もう一つオススメは、上海動物園です。
夏は、暑くて動物たちも、みんなぐったりしているのですが、秋になると、人も動物も過ごしやすく元気になるのは、一緒ですね。
特に、上海動物園は、敷地面積74万平方メートルと、とんでもない広さの中に620種類もの動物がいますので、見た事のない動物にもたくさん会う事ができます。
ジャイアントパンダはもちろん、揚子江ワニや華南トラなど、中国ならではの動物達が飼育されています。
私の個人的な感想ですが、日本の動物園に比べて、上海の動物園は動物との距離が近いように思います。
キリンの柵なんかキリンの膝下位の高さで、大丈夫なの？！と思う位近くまで来てくれます。
この距離感で見る事ができるからこそ、シマウマの毛並みの美しさや、金絲猴と言う金色の毛を持つお猿さんのふっわふわの毛並みに、息を飲むほど感動します。
園内には樹木もたくさん植えられていて、ちょっとしたピクニック気分も味わえます。とんでもなく広大なので、日本の動物園のように、動物を見るために並ぶと言う事もありません。
秋の爽やかな季節、森林浴もできる上海動物園、オススメですよ。
地下鉄10号線上海動物園駅の1号出口から出てすぐの所にあります。
青空の下で上海観光を
秋の上海は晴天が続きますが、気温は日によってだいぶ変わります。
9月下旬まで半袖で過ごせますが、10月からは薄い長袖やカーディガンがちょうど良いかも知れません。
旅行の際は、直前に気温チェックをして服装を決めたほうが無難です。
ベストシーズンの上海旅行、ぜひ楽しんで頂ければと思います！
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