大体の女性は、さつまいもが好きな人が多く・嫌いな人は少ないです。
さつまいもは、いろいろな料理に使うので、万能です。
さつまいもには、たくさんの栄養があります。
またさつまいもを食べることにより、いろいろな効果があります。
さつまいもには、どのような栄養や効果があり・良い見分け方などがあるかをまとめてみました。
さつまいもには、どのような栄養・成分があるか?
さつまいもは、「さつまいも」というくらいなのでもちろん「イモ類」です。
でもそれと同時に、「ビタミン」や「ミネラル類」も含まれています。
さつまいもの主な栄養成分は、
- カリウム
- カルシウム
- ビタミンC
- ビタミンE
- 食物繊維
- カロチン
- 炭水化物
- ビタミンA
などです。
他にも、たくさんの非常に豊富な栄養素を含んでいます。
栄養成分は「カリウム・ビタミンC・食物繊維」が多く含まれていて、イモ類の中ではダントツです。
さつまいもに、カリウムが多く含まれていて体内にあるナトリウムの排泄を促します。
また、血圧を下げる働きや・筋肉の中でエネルギーを作り出す働きもあります。
余計な水分を出してくれるので、「むくみの解消」にも良いです。
血圧が高い人は、さつまいもを食べると良いということも考えられます。
カルシウムは、傷口を治したり・筋肉を動かすのを助けたりします。
また、緊張や興奮を鎮めてイライラを解消したりするのにも効果があります。
少しストレスがあるときは、さつまいもを食べると気持ちが落ち着くということも考えられます。
カロチンは、体内でビタミンAに変わります。視力の低下予防や皮膚の乾燥を予防します。
視力の悪い人は、さつまいもを食べると良い可能性はあります。
β-カロチンは、がん細胞の増殖を抑制する働きもあるので嬉しいです。
ビタミンCは、リンゴの10倍以上も含まれています。
ビタミンCは、熱に弱いので加熱すると失われやすいです。
でも、イモ類に含まれるでんぷんがビタミンCを熱から守ってくれます。
ビタミンEは、心臓疾患や脳卒中・ガンを予防して血行改善や更年期障害の症状を改善する効果があります。
またビタミンEは活性酸素に自ら酸化することにより体を守っていて、その為細胞を傷つけています。
ただ、ビタミンEを通常の状態に戻す働きをするのが「ビタミンC」です。
ビタミンEとビタミンCを、一緒に摂取すると体にとても良いです。
さつまいもは、どのような健康効果があるか?
さつまいもを食べると、いろいろな効果があります。
どのようなものがあるか、見てみます。
便秘解消
食物繊維や、ヤラピン・マグネシウムが含まれています。
食物繊維が多いと、コレステロールの吸収を抑えたりするので生活習慣病の予防も期待できます。
コレステロールなどの、余分な脂質を排出したり・便通を良くして腸内環境を整える効果が期待できます。
さつまいもを切った時に出てくる、白い乳液状の液体が「ヤラピン」です。
ヤラピンは、便をゆるくして便秘の予防や解消に働く効果があります。また、大腸がんの予防なども期待されています。
免疫力
ビタミンCや、ビタミンBなどが含まれています。
生活習慣病予防効果
ミネラルや、鉄・銅・カルシウム・カリウムが含まれています。
疲労回復
ビタミンCや、ビタミンB・亜鉛などが含まれています。
美肌効果
ビタミンCや、葉酸・ビタミンBなどが含まれています。
ビタミンCは、免疫力を高めるので風邪にかかりにくい働きがある可能性もあります。
ビタミンCは、メラニン色素の沈着を抑えたり・シミやそばかすなどを防いで肌を滑らかにします。肌荒れの改善など、美容効果も期待できるということは考えられます。
さつまいもは、「女性には欠かせない食べ物」ということになります。
貧血予防効果
鉄分や、銅が含まれています。
鉄や銅には、酸素と結合する作用があります。酸素の運搬能力が低下する鉄欠乏性貧血の予防改善に効果が期待できます。
貧血は女性に多いので、さつまいもをたくさん食べると良いです。
さつまいもの美味しい見分け方は?
さつまいもは、いろいろな色や形で売られています。でもどれが美味しいか、見ただけでは分からないです。
どのようなのが、「美味しいさつまいも」なのか見分け方を見てみます。
皮の色が濃くて、艶があるもの
皮の色が紫色の品種は、紅アズマ・鳴門金時などがあります。このさつまいもは、皮の色がしっかり濃く出ていて艶があります。
適度に太くて、ぼうすいけいのもの
「ぼうすいけい」というと、分かりにくいです。形でいうと、「ラグビーボールの形」を想像すると分かり易いです。
どのようなものかというと、「真ん中が太くて、両端に向かうにつれて段々と細くなる形」をしているものです。
さつまいもを選ぶときには、手に取ります。その時に適度に太くて、触って持った時にずっしり重いのがオススメです。
シワがなく・ピンと張ったものを選ぶと、調理したら美味しいさつまいもになる可能性はあります。
表面のくぼみが浅いもの
さつまいもは、表面を見るとくぼみがあり・ひげ根がでています。このくぼみの浅いのが、美味しいさつまいもです。
くぼみが深いと、繊維質が多くて美味しさが激減します。選ぶときには、気を付けると良いということは考えられます。
切り口に密が出ている、または密の跡があるもの
さつまいもの切り口に、
- あめ色の密が溢れ出している
- 密が乾いて黒くなった跡がある
というさつまいもがあります。
このさつまいもを使って調理したら、密度が高くなって美味しく調理できます。
さつまいもを選ばない方がいい見分け方は?
さつまいもを選ぶときに、避けた方がいいさつまいももあります。どのような見分け方があるか、見てみます。
芽が出ているのもの
芽は、養分である「でんぷん」を使って出てきます。芽を出すと、味が落ちてしまいます。
さつまいもの芽は、ジャガイモの芽と違い毒はなく食べても大丈夫です。でも、品質の面から見たり・芽があると気になったりするので選ばない方がいいです。
黒い斑点があるもの
「黒い斑点がある」ということは、収穫後に流通の過程で保管されている時に「低温障害」をうけているということは考えられます。
味が落ちているという可能性はあるので、選ばない方がいいです。
黒っぽいもの
皮の一部が黒く変色している物がありますが、それは古くなっている証拠です。苦味も強いので、選ぶときには避けた方がいいです。
最後に
さつまいもには、たくさんの栄養や成分が入っています。その為、いろいろな効果が得られています。体にも良いですし、病気にも良いということは考えられます。
また、さつまいもは美容にも良いです。化粧品などを購入して肌を綺麗にする女性は多いです。でもさつまいもを食べて、肌などが綺麗になるなら美味しいし安いし一石二鳥です。
さつまいも購入する時に、選ぶときの見分け方もまとめてみました。選ぶときはそこまで気にしなかったですが、これからは触りながらしっかり見て購入します。
また、選ばない方がよい見分け方も分かったのでそのことも考慮して選びたいです。
さつまいもは、畑でしっかり健康に育っているので美味しいものができます。農家の方々には頭がさがります。
これからも、美味しいさつまいもたくさん食べたいです。