「そうめん」は手軽に調理でき、食欲が無くなる暑い時期に大活躍です。
麺類は、子供も喜んでくれるので助かります。
でも、「そうめんって栄養はあるの?」「そうめんのレパートリーが少なくていつも余ってしまう」などと、思ったことはありませんか?
私は、いつもそうめんを食べながら、考えています。
そこで、今回は、そうめんについてまとめてみました。
そうめんの栄養素は?
そうめんは消化も良く、離乳食初期から活用できますが、原材料は主に「小麦」と「塩水」なので、まずは小麦アレルギーに注意しなければなりません。
ごはん茶碗一杯は、約250kcalです。これに対し、そうめんは約100g(一般的に2束)で350kcalと、ごはんの約1.4倍あります。手軽に必要なカロリーが摂取できますが、ここで注意が必要です。
ごはんやパンと同じ、炭水化物に分類されるそうめんですが、ただこれだけを食べたらいいという訳ではありません。糖質である炭水化物を体内でエネルギーに変えるには、「ビタミンB1」や「ビタミンB2」が必要となります。そうめんだけ食べてもエネルギーにならず、脂肪として溜まっていくということですね。
ビタミンB1やB2が多く含まれる食材は?
まずビタミンB1は、糖質がエネルギーに変わる際に必要なものです。
これが不足すると、疲労物質である「乳酸」が溜まり疲れやすくなります。通常の食品であれば、過剰摂取の心配はありません。
よく使われる食材から、ビタミンB1が多く含まれるものを挙げると、豚肉、いくら、たらこ、かつおぶし、大豆、のりなどがあります。
次にビタミンB2は、エネルギーの代謝や皮膚や粘膜などの健康維持に必要です。エネルギー消費が多い程このビタミンが必要となります。これが不足すると、口内炎ができたり目が充血したりするなど、皮膚や粘膜の炎症が起きることがあります。多く含まれる食材としては、豚レバー、牛レバー、のりなどが挙げられます。
そうめんの保存方法
便利なそうめんですが、お中元で大量に頂いて保管に困ったり、茹でたものが余ってしまったり、その都度、茹でるのが面倒だなと思ったりしたことはありませんか?
乾麺の状態では、一般的に賞味期限は2~3年です。
日光が当たらない通気性の良い所が最適です。保存容器などに入れて冷蔵庫での保存も可能です。香りが強いものと一緒に置かないようにしましょう。
次に茹でたものですが、これは冷凍保存が可能です。ラップに小分けして包み保存袋に入れ冷凍すると、必要な分だけ電子レンジで解凍することができます。こうすると離乳食作りも助かりますね。
そうめんを食べましょう
はじめに、調理する基本として、そうめんを茹でた後は水で揉み洗いしましょう。そうめんに含まれる塩分を洗い流します。
これをせず調理する場合は、塩加減に注意しましょう。
かきたまそうめん
スープの素に、そうめんを入れるだけの簡単なものです。もちろん、かきたまスープから作っても構いません。
アツアツのスープにそうめんを入れて混ぜると、すぐに丁度良い温度になるので、子供もすぐに食べることができます。
卵も入っていますし、ベーコンを加えるとより良いです。とろみをつけると、子供でも食べやすく、寒い時期にもぴったりです。
色んなスープでもアレンジできますね。
焼きそうめん
焼きそばの要領で、そうめんに置き換えたものです。
野菜や豚肉を入れて、青のりをたっぷりかけてバランスをとりましょう。
私は、もっぱら味付けにお好みソース!甘口のお好みソースは、子供も大好きです。
そうめんだんご
茹でて残ったそうめん約100gを袋に入れ、形が無くなるまで揉みます。
そこに片栗粉大さじ1~1.5を入れて更に揉みます。
まとまったら、食べやすい大きさに丸めて沸騰したお湯に入れ、浮かんだら取り上げます。
汁物料理に入れてもいいですし、大豆である、きな粉をまぶして子供のおやつにもいいですね。
その他、色んな食べ方
お家での食事、おやつにも活躍するそうめんですが、外でも楽しんでみませんか?
私は子供の運動会や海水浴などのお弁当に、そうめんを入れています。
お重にそうめんを一口分ずつ並べ、その上に錦糸卵や刻みのり、ハム、キュウリなど様々なトッピングをします。つゆは水筒に入れると、後で洗う時に大変なのでペットボトルに入れ、キンキンに冷やして持っていきます。
食べる時は、紙コップにつゆを入れて配ります。外で食べるのは、また少し違って子供も大喜びです。
最近「お野菜そうめん」というものがあるのを知りました。
にんじん、ほうれん草、かぼちゃがそれぞれ練り込まれており、オレンジや黄色、緑色のそうめんで、見た目だけでなく野菜も入っていて一石二鳥ですね。
ひやむぎに数本色付きの麺が入っていると、大人でもちょっと嬉しいですよね?お野菜そうめん、子供も絶対喜ぶと思うので、今後食べてみたいと思います。
最後に
今までは、食欲が無い時にとりあえず食べていたそうめん。
でも、そうめんにもちゃんと栄養はあるし、料理におやつにとアレンジ自在で、とっても万能であることが分かりました。そして経済的です!
自分に合う保存方法を見つけたり、新しいアレンジに挑戦したりして、バランスのとれた食事を頂きましょう。
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