かわいい子供たちの成長は、あっという間ですね。
ついこの間、よちよち歩き始めたと思っていたのに、もう七五三?!なんて驚くこともしばしばです。
子供たちの成長は、本当に嬉しい事ですが、いざ七五三がやって来た時、あれ、そもそもいつお祝いなんだっけ?とか、お祝いって渡す?渡さない?いくら位?なんて戸惑う事もありますよね。
今回は、七五三の時期やお祝いのための予備知識を少し調べてみました。
お祝いの相場
七五三のお祝いって、いくら包むんだろう?と思うのも無理はありません。
七五三と言うのは、あくまで身内のお祝いなので、これと言った堅苦しい決まりは無いのだそうです。
とは言え、かわいい甥っ子姪っ子、お孫さんにお祝いの気持ちを渡したい!と思うはずです。
渡す方も受け取る方も、双方負担無く、気持ち良くお祝いしてあげたいですよね。
一般的な相場はこんな感じです。
親しい知人・付き合いの深いご近所 | 3,000円 ~ 5,000円 |
親戚 | 5,000円 ~ 10,000円 |
祖父母 | 10,000円 ~ 数万円 |
けっこう幅がある様に感じますが、やはりそこは関係性や気持ち、かかった費用なども含めて臨機応変で良い様です。
祖父母の場合は、お祝い金を渡すのでは無く、お食事会などの費用を持ってあげる事もあるそうです。
参考までに、最近の七五三にかかる費用を知っておくのもいいかも知れません。
大まかに言うと、御初穂料(御祈祷料)5,000円 ~ 10,000円、衣装代(レンタル)10,000円~30,000円、写真撮影1枚5,000円位~でしょうか。
最低でも、数万円はかかるという事ですよね。
そんな所も含めて考慮して、お祝いを渡すと喜ばれるのでは無いでしょうか?
お祝いの時期
七五三自体は、11月15日と決まっているのですが、あれ?もっと早くお祝いしていなかったかな…?と混乱したのは、私だけでは無いはず…。
そうなんです。写真スタジオなどでは、早ければ4月・5月から七五三の撮影キャンペーンを始めているので、あれ?いつだっけと混乱する訳です。
4月・5月に撮影するのは、混雑を避け、季節の良い時期に写真を撮っておく狙いがあります。
7月・8月に写真撮影のキャンペーンをしている所もありますが、これは子供たちが夏休みに海やプールで日焼けをするので、その前に写真を撮っておこうという物です。
確かに夏休みは、子供たち真っ黒ですもんね。男の子はともかく、女の子は日焼け前の方が、晴れ着も似合ってきれいに撮れそうですね。
記念写真は、春~夏の間に撮っておいて、お参りは11月15日前後に、というパターンも良くあるそうなんですが、それも北海道や東北などの地方では、11月ともなると寒さが辛いので、10月上旬に済ませる事もある様です。
その辺も、あくまで身内のお祝いで、子供が主役のお祝いですから、それ程厳しいルールは無いと言う事なんでしょうね。
写真スタジオによっては、春~夏に写真撮影を終えていても、お参りの時期にもう一度着付けとヘアセットをしてくれるサービスもあるそうで、スタジオと神社と両方で、子供の表情を残して置けるのは嬉しいですね。
どんな風にお祝いする?
ひと昔前までは、七五三を迎えた子供と親が、お赤飯を持って親戚に挨拶回りと言うのが定番だったのですが、それも今では状況に合わせて自由なお祝いの形になっている様です。
以前は「おじいちゃんおばあちゃん、写真が出来たらお送りしますね」と言っていた所も、今ではスタジオで写真撮影をしたらすぐ電子データがもらえるので「メールで送っておきました」で済む訳です。
そんな風に様変わりしている訳ですから、お祝いの仕方も各家庭様々。
あくまで子供が主役のお祝いなのですから、子供たちが喜ぶ様なお祝いがベストなのでは無いでしょうか。
お寿司が好きな子なら、お寿司屋さんで身内だけでお食事会とか、ハンバーグが好きな子ならレストランで1番大きいハンバーグ!とかでも良いと思います。
ちなみにうちの姪っ子は餃子が大好きで、右手にお箸、左手にフォークを持って両手で餃子を頬張る様な子でしたので、中華料理店で山盛りの餃子と共に親戚一同お祝いしました。
姪っ子が思う存分食べられる様に、お着物は脱いでワンピースに着替えてからのお食事会でした。
七五三を迎える子の親も、そういった席で親戚に挨拶をすると思うのですが、それも変に改まったものである必要は無いと思います。
「おかげさまで○○も元気にここまで大きくなる事が出来ました。これからもどうぞ、子供たちの成長を温かく見守ってやって下さい」位の挨拶でちょうどいいのでは無いかな、と私は思います。
そうすると親戚側としても「本当に○○ちゃん大きくなったね~、大きくなったら何になりたいの?」とか「○○ちゃん大人っぽくなって、お姉さんになったね~、どんな人と結婚するのかな~?」なんて話しがしやすくなるものです。
そう、あくまで子供が主役なのですから、肩の力を抜いて、和やかな雰囲気で子供の成長を喜べたら、それがベストなのでは無いでしょうか?
イマドキの七五三
先日、職場の同僚の娘さんが七五三の撮影をしてきたそうで、スマホに入っていた写真を見せてくれたのですが、それを見て私は「ええっ?本当に7歳?」と驚いてしまいました。
もともと、くっきりした顔立ちのお子さんなのですが、晴れ着を着てうっすらお化粧をされ、少し振り返り気味に撮られたその写真には、とても7歳とは思えない美人さんが写っていたのです。
同僚いわく、もともと眉が濃い目なのだけど、お化粧用に少し眉を剃って整えてもらったら、急に大人びた顔立ちになったのだとか。
親も嬉しい反面、こんなに大人びてしまうとは、と複雑だったそうです。
さらに、お着物だけでなくドレスでの撮影もしていたのですが、こちらも薄い紫のドレスで7歳とは思えない雰囲気を醸し出していました。
2015年と2016年は、アナ雪効果で水色のドレスが断トツ人気なのだそうですが、彼女は自分でこっちの方が私に合ってるから、と紫のドレスを選んだのだとか。
うーん、7歳でも女の子はやっぱりオトナですね。
見えない部分も、どんどん大人になっている事に気づかされます。
最後に
我が子が成長して大人になってゆく嬉しさと、幼い時期はあっという間で、本当に貴重なのだと改めて感じる、それが七五三なのかも知れませんね。
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